気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(35) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

「ちょっと待とう」から「今すぐやろう」へ――パイサーン師の新年のメッセージから

新しい年を迎えると、楽しみにしていることがある。それは、この連載で何度か登場して頂いているスカトー寺の現住職、パイサーン・ウィサーロ師の新年メッセージだ。動画でアップされたものをほぼリアルタイムで翻訳する。それが私の初仕事である。今回はぜひ要約してお届けしたい。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(31)

人の尊さ・贖罪 アングリマーラ

朝もやの中を、軍勢が駆け抜けていきました。騎馬と歩兵の部隊で、迅速に移動しながら散開し、瞬く間に森の中へ消えていきました。やがて、精舎(しょうじゃ)の包囲が完了した報告を王は受けました。「精舎から出ようとする者は、全て拘束せよ」。そう部下に命ずると、王は従者を連れ、精舎に向かいました。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ 指揮・大井剛史さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。今年、創立60周年を迎えた。節目の年であるインタビューは、TKWO正指揮者の大井剛史さんがトップバッター。Vol.1では、指揮者の役割や、大井さん自身が指揮者として大切にしていることを聞いた。

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内藤麻里子の文芸観察(4)

泣ける小説の名手と言って、まず思い浮かぶのは浅田次郎さんであるが、この作家はまた笑える小説の名手でもある。

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佼成学園アメフット部 クリスマスボウルで準優勝

「第50回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会」の決勝戦(クリスマスボウル)が昨年12月22日、神奈川・横浜スタジアムで行われた。佼成学園高校「ロータス」(関東代表)は立命館宇治高校「パンサーズ」(関西代表)と対戦。7対18で敗れ、準優勝の成績を収めた。

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六花の会 第1回「代表世話人会」 仏教経営者塾の充実や推進の方策などについて検討

仏教精神を経営に生かすためのネットワーク「六花(りっか)の会」の第1回「代表世話人会」が昨年12月14日、事務庁舎で行われた。立正佼成会の各支教区や教会で実施されている「仏教経営者塾」の世話人から選出された代表者、教団役職者ら35人が参加した。

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新英訳『法華三部経』の翻訳者らが立正佼成会本部を訪問

昨年7月に立正佼成会国際伝道部が発刊した新英訳『法華三部経』の翻訳者であるブルック・ジポーリン・米国シカゴ大学教授(本会国際アドバイザー)、デイヴィッド・エアハルト博士(秘書グループスタッフ)が12月12日、本会本部(東京・杉並区)を訪れ、法輪閣で庭野日鑛会長と面会した。

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佼成合唱団音楽法要 仏弟子「シュリハンドク」の物語を歌声で

「佼成合唱団音楽法要」が昨年12月22日、立正佼成会の大聖堂(東京・杉並区)で行われ、会員や市民、約300人が参集した。

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年頭法話 立正佼成会会長 庭野日鑛

尋常(つね日ごろをたずねる)

WCRPが創設から五十年の節目 開祖さまの願いを顧み、深い感慨

「令和」の時代に入り、初めての新年を迎えました。それぞれ、心に期すものがあるのではないかと思います。

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立正佼成会の2019年

2月、「天皇陛下御在位三十年記念式典」(政府主催)が行われ、元号が平成から令和に改元された後の11月には天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」が開かれ、代表委員を務める庭野日鑛会長が出席した。また、国内では、台風や大雨による災害が各地で発生し、各支教区、教会で支援活動が展開された。このほか、本会は平和実現に向けた諸宗教間対話・協力活動に尽力。8月にはドイツ・リンダウで世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)の第10回世界大会が開かれ、庭野会長、庭野光祥次代会長が出席し、全会員が大会の成就を祈願した。

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