新着

「教皇がプーチン大統領と会見する意向を発表」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコはこのほど、イタリアの日刊紙「コリエレ・デラ・セラ」のインタビューに応じ、「キーウ(キエフ)を訪問するよりは、モスクワに行き、プーチン大統領に会うことが先決だ」との見解を明らかにした。記事は、同紙5月3日付に掲載された。

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共生へ――現代に伝える神道のこころ(15) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)

未来を共に――生活になくてはならない自然の恵みに感謝の念を持って

前回、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みについて樹木と日本の神との関係や、伊勢神宮の式年遷宮(しきねんせんぐう)と造替後の古材のリユースに関わる事例を取り上げた。世界的な課題となっているSDGsの推進と神道の共生の理念というものを考える上で、今回は神道の自然観について少し触れたい。

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えっ、これも仏教語!?(62) 【ずだぶくろ】頭陀袋

「頭陀」は梵語(サンスクリット語)の「ドゥータ」の音写で、衣食住に対する貪欲(とんよく)を打ち払い、衣は墓場に捨てられたボロをまとい、食は人に乞い、住は樹下石上を宿とし、ひたすら仏道を修行することです。

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「教皇とキリル総主教の会見が延期」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

教皇とキリル総主教の会見が延期

ローマ教皇フランシスコはこのほど、アルゼンチンのメディアからのインタビューに応じ、「6月にエルサレムで(キリル総主教と共に)企画していた会見を、バチカン(外交)が延期せざるを得なくなり、残念に思う」と明かした。教皇は同月にレバノンを訪問した時、隣国イスラエルにある聖都エルサレムで、ロシア正教会の最高指導者であるキリル総主教と2回目の会見を果たすと報道されていた。

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マリウポリから教皇に、絶望のアピール――ウクライナ(海外通信・バチカン支局)

ロシア軍によって四方を包囲され、攻撃を受けているウクライナ南東部のマリウポリ。ウクライナ領ながら、ロシア人居住者の多いドンバスとクリミア半島を陸路で結び、黒海へ抜けるための要所だ。

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「第39回庭野平和賞贈呈式」 6月14日にオンラインで開催

公益財団法人庭野平和財団はこのほど、6月14日の「第39回庭野平和賞」贈呈式をオンラインで開催すると発表した。オンラインでの実施は、昨年に続き3度目となる。

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「親子で取り組むゆめポッケ」 全国から寄せられた1万3155個の真心がレバノン、比・ミンダナオ島に

令和3年度の「親子で取り組むゆめポッケ」の取り組みで、全国から集められたゆめポッケの総個数と配付先がこのほど、立正佼成会青年ネットワークグループから発表された。昨年5月1日から8月31日までのキャンペーン期間中に、全国から寄せられたゆめポッケは1万3155個。同グループで、協力団体の情報を基に配付先が検討され、レバノン、フィリピン・ミンダナオ島に決定した。

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こども食堂から築く共に生きる社会(4) 文・湯浅誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

なかなか認められない貧困問題

前回、「みんなの中に大変な誰かを(さりげなく)包み込む」というこども食堂のアプローチは、自分からは相談に来ない人たちとの出会いを可能にした「発明」だという話をしました。そんなことを言っているのは日本中でたぶん私一人なのですが、私にとっては、それくらい大変な驚きでした。

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第53回「青年の日」に向けて メーンテーマ 『大河の一滴になろう。』 年間を通じた活動やSNS活用も 5月15日を中心に

全国の立正佼成会青年部員が地域社会で菩薩行に取り組む「青年の日」は今年、53回を迎える。2020年に『大河の一滴になろう。』がメーンテーマに掲げられてから、青年ネットワークグループでは、一年を通して「青年の日」の意識を持って菩薩行に取り組むことを推奨してきた。従来、全国の統一行動として実施してきた5月の第3日曜日(今年は15日)は、自身の実践を見つめ、青年部員同士で意識を高める啓発日の意味合いを強め、一日だけの特別な活動から「青年の日」の意識を日常化することを大切にしている。今年5月15日には各教会で、青年部員の祈りが捧げられ、主体的な活動が行われる。また、同グループがインターネットの動画共有サイトを通じて、「青年の日」啓発プログラムを配信(会員限定)する予定だ。

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永平寺第八十世貫首 南澤道人師の就任祝賀式典 庭野会長の名代として國富理事長が出席

曹洞宗大本山永平寺(福井・永平寺町)の第八十世貫首に就任した南澤道人師の「就任祝賀式典」が4月12日、同県あわら市内のホテルで開かれた。立正佼成会から庭野日鑛会長の名代として國富敬二理事長が出席。後藤益巳福井教会長が同行した。

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