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【佛心宗大叢山福厳寺住職・大愚元勝さん】仏教で“心の生活習慣”を見直す

創建540年を誇る禅寺の住職を務めながら、ユーチューバーとして活躍する大愚元勝さん。「大愚和尚の一問一答」と題した動画では、全国からメールで寄せられる悩み相談に答え、人気を博している。現代の人々はどんな悩みを抱え、仏教に何を求めているのか。大愚和尚の考えに迫った。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 4月

『桜の小径』

私の作品はすべて絵絹の上に日本画材で描かれています。記憶を揺さぶるような、懐かしく夢のある世界を描きたいと思いつつ制作を続けてきました。1年間お付き合い頂ければ幸いです。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(73) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

メディアの生み出す「世論」(公共的意見)の危険性

今はコロナ禍に加えて、ロシアのウクライナ侵攻による戦争が続いており、日本でも軍拡や北朝鮮のミサイルへの警報問題が起きている。世界的な戦争へと戦火が拡大していく危険性も決して軽視することはできない。このような文明的な危機の重畳(ちょうじょう)において、第二次世界大戦からの洞察を振り返ってほしい――そのような願いをもって、私はウォルター・リップマンの『公共哲学』(1955年)という古典を再訳して、刊行した(『リップマン 公共哲学』2023年、勁草書房)。

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忘れられた日本人――フィリピン残留日本人二世(9) 写真・文 猪俣典弘

離別した家族に会いたい――終わらない戦後

「親族捜し」はフィリピン残留日本人二世たちに共通する願い

戦争によって家族が二つの祖国に引き裂かれ、親やきょうだいと死別や生き別れになったフィリピン残留日本人二世たち。その数は、戦中の幼少時死亡者を含めると4000人を超えます(フィリピン日系人リーガルサポートセンター=PNLSC=調査)。

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バチカンから見た世界(136) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

紛争が絶えないミャンマーよ、どこへ行く

1948年にビルマ連邦として英国領から独立したミャンマー。しかし、その前年には独立運動の指導者であったアウンサン将軍が暗殺され、独立直後には、少数民族のカチン族が分離独立運動を展開し、アウンサン将軍を総書記として結成された共産党が政権を離脱した。

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SDGs達成には女性の活躍が必須 明社によるオンライン講演会

貧困、紛争、気候変動など、人類は今、かつてないほどさまざまな課題に直面している。このままでは、たった一つしかない地球で安心安全に暮らせなくなる――。その危機感のもと、持続可能な世界を実現するための“道しるべ”が、17の目標と169のターゲットが定められた「持続可能な開発目標」(SDGs)だ。

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「親子で取り組むゆめポッケ」令和5年度の活動休止 通関手続きの厳格化を受け決定

毎年、夏休みを中心にキャンペーン期間を設けて行っている「親子で取り組むゆめポッケ」の今年度の活動を休止することが、立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会より発表された。

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復活祭は死から生命への過ぎ越し――教皇が「復活祭のメッセージ」(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコは4月9日、バチカン広場でキリストの復活を祝うミサを司式した後、サンピエトロ大聖堂の中央バルコニーに立ち、世界に向けて「復活祭のメッセージ」を発信した。バチカン広場とその周辺には世界各国から約10万人の信徒が参集し、教皇の言葉に耳を傾けた。その模様は、「ワールドビジョン」でライブ中継された。

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埼玉教会が発足70周年 会員一人ひとりが持ち味を発揮し、喜びと感謝の思いに満ちた記念式典

立正佼成会埼玉教会は、長沼妙佼脇祖の出身地(埼玉・加須市)にある。4月2日、教会道場の正門横に、緊張した面持ちで紅白の綱を手にした少年部員たちが整列した。この日、教会発足70周年を祝う記念式典とともに、記念事業として制作した“看板”の除幕式が行われた。

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静岡支教区「クリエーション・コア」 “なんでもあり”の熱い語り場 枠にはめようとする意識を払拭

昨年、立正佼成会静岡支教区で行われた、幅広い話題で対話を重ねる法座ベースの新たな語り場「クリエーション・コア」が、今、熱い。

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