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日本被団協がノーベル平和賞を受賞 WCRP日本委が祝意のメッセージ
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が10月11日、ノーベル平和賞を受賞した。これを受け、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は翌12日、戸松義晴理事長(浄土宗心光院住職)名で受賞を祝うメッセージを公表した。
2国家解決策を目指す両国の和平提唱者が教皇と懇談(海外通信・バチカン支局)
イスラエル軍によるガザ、レバノンへの侵攻で、中東紛争の「2民族2国家解決策」は厳しい状況に置かれている。しかし、「イスラエルとパレスチナの停戦、ハマスに拉致されているイスラエル人の解放、2国家原則を基盤とする中東紛争の対話による解決」を信じて活動する政治指導者、平和運動家がいる。
浜北教会発足50周年 ウクライナの歌姫ナターシャ・グジー氏招き記念コンサート
ウクライナの民族楽器であるバンドゥーラの音色に乗せ、透き通るような歌声が場内に響く――。立正佼成会浜北教会は10月6日、発足50周年を記念し、歌手のナターシャ・グジー氏を招いてアニバーサリーコンサートを開催した。会場となった静岡県の浜松市総合産業展示館には、来賓や会員約200人が集った。
長崎教会発足60周年記念「大感謝祭」で「龍踊」を披露 子龍が宙を舞う
眼光鋭い子龍(こじゃ)が宙を舞う。五穀豊穣(ほうじょう)を祈る雨乞いの伝統芸能「龍踊(じゃおどり)」を披露するのは、立正佼成会長崎教会の子どもたち。龍の鳴き声などを表す楽器の音色に合わせ、小ぶりな龍を巧みに操り、太陽や月を象徴する玉を飲み込んで雨を降らそうとする躍動感を表現すると、観衆から拍手喝采を浴びた。
「全国教会長人権学習会」から 職場で役立つ傾聴の仕方や部下の叱り方
『ハラスメントについて学ぶ』をテーマに、教会長および教団本部の管理職を対象とした「全国教会長人権学習会」が9月13日、大聖ホールで開催された(オンラインを併用)。ハラスメントとは、相手を不快にさせる言動で苦しめたり、悩ませたりする行為全般のこと。現在、法律で規制されているハラスメントは、優越的な関係に基づき、業務の適正な範囲を超えて苦痛を与えたり、就業環境を害したりする「パワーハラスメント」、性的な言動に起因する「セクシュアルハラスメント」、育児休業や介護休業の取得に際し、不当な取り扱いをする「マタニティハラスメント」「ケアハラスメント」の4種類がある。
栄福の時代を目指して(1) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
学問的エッセー――学問と芸術の架橋という夢
「利害を超えて現代と向き合う」の最終回に書いたように、8月の父逝去を契機に自分の人生の来し方行く末を省みたので、心機一転してタイトルを更新し、新しい内容も加えて執筆することになった。編集部が調べたところ、2017年3月以来、毎月連載してきた寄稿は90回に及んでおり、ちょうど良い区切りでもある。そこで今回は、〈総選挙が急に行われることになって政治についても書きたくはあるものの〉この新連載の内容について説明したい。
※総選挙に関しては、「利害を超えて現代と向き合う」の第81~84回などを参照
バチカンから見た世界(163) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
3宗教間の融和なくして中東和平は実現できない(12)―ハマスはパレスチナ人の「抵抗理念」であり軍事力で壊滅できない―
イスラエルのネタニヤフ首相は10月17日、パレスチナ自治区で戦闘を続けるイスラーム組織ハマスの最高指導者であるヤヒヤ・シンワル氏の殺害を明かした。同氏は、昨年10月7日のハマスによるイスラエル奇襲攻撃の首謀者といわれる人物だ。ネタニヤフ首相は、今年7月に暗殺したハマスの前最高指導者イスマイル・ハニヤ氏を含めて、彼らの死が「ハマスの衰退を告げる重要な節目」と成果を誇示した。
第48回生誕地まつり 秋晴れの十日町で元気に市中行進(動画あり)
「第48回生誕地まつり」(主催・同実行委員会)が10月13日、立正佼成会の庭野日敬開祖生誕の地である新潟・十日町市で開催された。秋晴れの空の下、昨年を上回る市民や会員が集い、参加者は延べ1万1000人に上った。本会から庭野日鑛会長、熊野隆規理事長をはじめ教団役職者らが出席。多くの来賓も招かれ、「市中行進」の参加者を温かく見守った。
本会一食平和基金 能登半島の豪雨で被災した能登地方に計400万円の緊急支援
立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=齊藤佳佑教務部長)はこのほど、9月下旬に発生した豪雨で被害を受けた石川県能登半島に対し、合計400万円の緊急支援を決定した。現地で活動する特定非営利活動法人ジャパンハートに200万円、特定非営利活動法人Vネットに200万円の支援金が寄託される。