新着

能登半島地震 高岡教会の会員同士が心を通わせ

富山県で被害の大きかった氷見市などを包括する立正佼成会高岡教会は、1月1日の発災直後、荒川公男教会長を中心に、会員への避難の呼びかけと安否確認を行った。同日16時12分に発令された津波警報を受け、県内の海岸沿いに住む多くの会員が避難指示に従い高台に逃げた。避難した会員の中には高齢会員もおり、家族と支え合って高台を目指した。

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本会一食平和基金から見舞金 能登半島地震で被害受けた北陸3県に

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=齊藤佳佑教務部長)は先ごろ、能登半島地震で被害を受けた石川、富山、新潟の1県8市5町に計3000万円の緊急支援(見舞金)を決めた。

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今なお続く「戦後」を生きる――失われた国籍と絆の回復へ 「忘れられた日本人」たちの願い(動画あり)

1941年から45年まで続いた太平洋戦争で、国土の全てが日米の激戦地となったフィリピン。反日感情が高まるこの地に、終戦後、日本人の父親と生き別れたり、孤児となったりした日系二世たちが多く取り残された。彼らは、「人殺しのハポン(日本人)」の子どもとして、フィリピン人の激しい憎悪を一身に浴びて生きてきた。彼らは今も日本国籍を回復できず、無国籍状態にある人も多い。終わらない戦後を生きる残留日本人二世の様子を、彼らの就籍をサポートするNPO法人フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)の取り組みと共に伝える。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(83) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

動乱時代に入った日本政治

自民党の6派閥の中で、裏金問題によって関係者が立件された安倍派・二階派・岸田派が解散を決め、続いて森山派や谷垣グループも解散を決定した。第81回の連載で書いたように、最大の権勢を誇った安倍派の解散には、多くの人が「盛者必衰(じょうしゃひっすい)――おごれる人も久しからず」(平家物語)という思いを抱いただろう。派閥が公式に解散したからといって、実体がなくなるとは限らない。けれども、安倍晋三元首相没後に集団指導体制になっていた安倍派は結集力を失うから、往時の力を復元することは難しいと思われる。

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バチカンから見た世界(150) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

性差別なく普遍の救いを説くローマ教皇と法華経

バチカンのシスティーナ礼拝堂にあるミケランジェロ作の「最後の審判」では、審判を下す神が“男性”として描かれている。このように、アブラハム信仰(ユダヤ教、キリスト教、イスラーム)では、カトリック教会も含めて、人間を男女に区別し、結婚を男女間での契りとして解釈する傾向を強くしてきた。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 1月の法話から

1月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

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大人が学ぶ 子どもが自分も相手も大切にできる性教育(12) 文・一般社団法人ソウレッジ代表 鶴田七瀬

『性教育を日常に 私たちの取り組み』

性教育が子どもたちにとってもっと身近になるように、そして、子どもたちと触れ合う周囲の大人のサポーターになれるように、私たちはこれまでいろいろな取り組みを行ってきました。今回は、その一部を紹介します。

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佼成出版社から新刊 『現代「神道」講座――寛容と共生のこころ』藤本頼生・著

本紙で連載した國學院大學・藤本頼生教授の寄稿が書籍になりました。

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能登半島地震 本部派遣隊が金沢教会を拠点に支援活動

能登半島地震の発生から1カ月余りが過ぎた。石川県内では今も、被害の大きかった輪島市と珠洲(すず)市など7市町の約3万5000戸で断水が続いている(2月9日時点)。自治体の発表では復旧が4月以降になるとの見解が示される中、被災地域を包括する立正佼成会金沢教会でも、同教会幹部と本会本部の派遣隊による支援活動が引き続き行われている。

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光祥次代会長がインド訪問 サルヴァジナ・ピータ聖座交代式に参列

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際共同議長を務める立正佼成会の庭野光祥次代会長は1月17日から19日まで、インド南部のカルナータカ州ウドゥピを訪れ、WCRP/RfP国際共同会長でヒンドゥー教指導者であるスリ・スリ・スグネンドラ・テールタ・スワミジ(スワミジは聖者の意)のサルヴァジナ・ピータ聖座(シュリ・クリシュナ寺院のトップ)への交代式(Paryaya=パリヤーヤ)に参列した。本会から和田惠久巳総務部長、根本昌廣参務が随行した。交代式には、WCRP/RfP国際共同議長のヴィヌ・アラム博士(シャンティ・アシュラム会長)も出席した。

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