新着
アフリカへ毛布をおくる運動 本会が今年の参加を見送る
立正佼成会は新型コロナウイルスの流行の収束が見通せないため、今年の「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)への参加を見送ることに決めた。
コロナ禍での宗教の役割とは 国際宗教研究所がオンラインでシンポジウム
『新たな感染症の時代における宗教』をテーマに、公益財団法人国際宗教研究所による公開シンポジウムが2月20日、オンラインで行われた。約200人が参加した。
TKWO 課題曲コンサート2021――往年の名曲とともに
東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の「課題曲コンサート2021――往年の名曲とともに」の大阪公演が2月15日にザ・シンフォニーホール(大阪市)で、東京公演が2月16日に東京芸術劇場(豊島区)で行われた。指揮者は大井剛史氏(TKWO正指揮者)。大阪会場には約400人、東京会場には約700人が来場した。
フォコラーレ運動の第三代会長に就任したカラム師に庭野会長、光祥次代会長が祝意のメッセージ
2月1日、立正佼成会と親交のあるフォコラーレ運動(カトリック在家運動体、本部・ローマ)の新会長に、イスラエル・ハイファ出身のアラブ人で、カトリック指導者であるマーガレット・カラム師(58)が就任した。これを受けて、庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長が9日、カラム師に連名のメッセージを送り、祝意を表した。
小湊誕生寺で「日蓮聖人御降誕800年慶讃報恩式典」
日蓮宗大本山小湊誕生寺(千葉・鴨川市)の「日蓮聖人御降誕800年慶讃報恩式典」が2月17日、同寺祖師堂で行われ、立正佼成会から教団代表として澤田晃成総務部部長が出席した。菅谷知正千葉支教区長(千葉教会長)をはじめ同支教区の教会長10人が参列した。
新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(25)
国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、三鷹教会会員、中津川教会主任です。
「調停に乗り出すWCRPミャンマー委員会」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
調停に乗り出すWCRPミャンマー委員会
ミャンマーでは、2月1日にクーデターを起こした国軍が全権を掌握し、民主化を求める国民の激しい抗議活動に対する弾圧を強めている。23日現在、治安部隊による武力行使で市民4人が死亡、600人以上が逮捕されている。
【ピースボート共同代表・川崎哲さん】核兵器禁止条約が発効した今 世界が連携し、さらなる歩みを
2017年に国連で採択された核兵器禁止条約が、1月22日に発効した。開発、使用、保有など核兵器のいかなる行動も禁じる初めての条約であり、発効は核兵器廃絶に向けた“画期的な一歩”といわれる。長年、条約の成立に取り組み、ノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の国際運営委員を務める川崎哲さん(ピースボート共同代表)に、条約発効の意義と今後の展望を聞いた。
心ひとつに――東日本大震災から10年 近藤雅則仙台教会長に聞く
震災の傷は今も “心の復興”へ「まず人さま」の実践
今年、あの東日本大震災から10年の節目を迎えます。千年に一度といわれた未曽有の大災害は、私たちのこれまでの自然災害の認識をはるかに超えたものでした。地元紙の「河北新報」には、被害状況が今でも毎日掲載されています。2月11日の朝刊では、宮城県内の死者9543人、行方不明者1215人となっていて、東日本大震災が現在進行形であることを物語っているように感じます。
利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(48) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
無為無策の結果
政府が1月7日に二度目となる緊急事態宣言を発令した時、菅首相は「1カ月での事態改善に全力を尽くす」と述べたが、感染は収束せずに宣言は延長された。しかし、国民の驚きは少ない印象だった。前政権時代から当局者が「瀬戸際の状況」(安倍首相、2020年3月28日)とか「勝負の3週間」(西村経済再生担当相、2020年11月25日)などと言っても、「勝負」に負けることが繰り返され、多くの人々が慣れっこになってしまったようだ。