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新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(22)

国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、長野中央教会青年女子部長と八王子教会主任です。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ クラリネット・太田友香さん Vol.3

クラリネット奏者の太田友香さんは、東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)に入団して、今年で13年を迎えた。最終回では、音楽家として海外のコンクールに積極的に挑戦してきた理由や、吹奏楽に取り組む中高生に向けたメッセージを紹介する。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(46) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

「鬼滅」世界と現実

先月は、「半沢直樹」や「鬼滅の刃」といった架空の作品世界に没入して楽しみつつ論じた(第45回)が、現実に目を戻すと、陰惨な光景が浮かび上がる。目に見える鬼がいるわけではないものの、「鬼」の気配が感じられるのだ。

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清水寺に伝わる「おもてなし」の心(11) 写真・文 大西英玄(北法相宗音羽山清水寺執事補)

誠の謙虚と信頼を分かち合い 多様な中での共通項を指針に

清水寺には僧職が八人いる。こう言うと、大きな伽藍(がらん)を構える寺院にしては意外に少ないと、多くの人が驚く。このうち私と同じ日に、共に清水寺で得度した僧侶が四人を占める。年齢順に紹介すると、森清顕(せいげん)、私、大西皓久(こうきゅう)、大西晶允(しょういん)である。

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唯仏与仏(60) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

草花にたとえていえば、現在の自分は茎です。枝葉や花は子どもです。そこになる実は孫であり、その実から曾孫(ひまご)、玄孫(やしゃご)もできるわけです。ところで、わが身である茎の元をたどってみれば、必ず根があります。つまり、ご先祖さまのお陰で自分があるのです。

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「一食地域貢献緊急支援プロジェクト」 コロナ禍で困窮する人々を支えるため 86教会が201団体に助成金

新型コロナウイルス流行の被害への緊急対策として立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会が行ってきた「一食地域貢献緊急支援プロジェクト」が、12月1日に終了した。同プロジェクトは、各教会が同運営委員会に申請後、「一食を捧げる運動」による浄財を使って混乱する社会を支える団体を支援し、地域に貢献するもの。6月のプロジェクト開始から半年間で86教会が参加し、NPO法人など201団体を支援した。総額4213万9450円が助成された。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ クラリネット・太田友香さん Vol.2

昭和音楽大学に進学した太田友香さんは、在学中にクラリネット奏者として生きていくことを決めた。今回は、太田さんが東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)に入団した経緯や、プロの音楽家として大切にしている心構えなどを聞いた。

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「朔日参り(布薩の日)」式典で庭野会長が法話 仏を礼拝する意味を説示

立正佼成会の「朔日(ついたち)参り(布薩=ふさつ=の日)」式典が12月1日、東京・杉並区の大聖堂で行われ、庭野日鑛会長が法話を述べた。式典の様子は、インターネットの動画共有サイトを使って、全国の会員に向けてライブ配信された。

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仏教思想研究の一環として、中央学術研究所が『大乗仏典思想叢書』第3号を発刊 漢訳『法華経』の原典研究に貢献

立正佼成会の付置研究機関である中央学術研究所はこのほど、漢訳『妙法蓮華経』の原典(底本)研究に資する『Philosophica Mahāyāna Buddhica Monograph Series(大乗仏典思想叢書=そうしょ)』第3号を発刊した。同研究所学術研究室の西康友主幹が編纂(へんさん)した。

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「ローマ教皇フランシスコが来年3月にイラクを訪問」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコが来年3月にイラクを訪問

バチカンのマテオ・ブルーニ広報局長は12月7日、ローマ教皇フランシスコが来年3月5日から8日までイラクを訪問すると公表した。イラク政府と同国カトリック教会(カルデア派)からの招待によるもの。首都バグダッド、ユダヤ教、キリスト教、イスラームに共通する祖師・アブラハムの生誕地とされるウル、キリスト教徒の多い北部のアルビル、「イスラーム国」(IS)を名乗る過激派組織の拠点だったニネヴェ平野のモスル、その近郊のカラコシュを訪れる予定だ。

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