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第9回普門チャリティーコンサート 『未来へ~共に生きる~』 渡辺真知子さんとTKWOが共演
『未来へ~共に生きる~』をテーマに東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の「第9回普門チャリティーコンサート」が8月5日、東京・中野区の中野サンプラザで開催された。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止され、2年ぶりの開催となる。当日は、市民約700人が来場。会場では、客席の間隔を1席ずつ空ける感染予防対策が取られた。
現代を見つめて(64) 依存症からの脱却 文・石井光太(作家)
依存症からの脱却
東京五輪以降、日本各地で緊急事態宣言が延長されたり、まん延防止等重点措置が新たに適用されたりすることで、外出自粛の空気が高まっている。そうした中で急増しているのが、「インターネット・ゲーム依存」だ。
北九州支教区「六花の会」青年プログラム 起業を志す青年部員らを対象に
立正佼成会北九州支教区では今年6月から、起業を志す青年部員らを対象に「『六花(りっか)の会』青年プログラム」(全6回)がオンラインで実施されている。第1回のオリエンテーションに続き、8月1日には第2回が行われ、青年部員5人が研修を受講した。
利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(54) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
東京オリンピックのメダルラッシュを祝えるか?
東京五輪が開催され、閉幕した。テレビは競技と日本のメダルラッシュにのみ焦点を合わせていたが、私たちは表面的な賑(にぎ)わいに惑わされずに、その陰で進行している現実を正しく直視しなければならない。仏教で言う正見だ。
バチカンから見た世界(111) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
東京オリンピックの遺産
東京オリンピックが8月8日、閉幕した。「朝日新聞」は8月9日付の社説で、「新型コロナが世界で猛威をふるい、人々の生命が危機に瀕(ひん)するなかで強行され、観客の声援も、選手・関係者と市民との交流も封じられるという、過去に例を見ない大会」と報じた。さらに、「この『平和の祭典』が社会に突きつけたものは何か。明らかになった多くのごまかしや飾りをはぎ取った後に何が残り、そこにどんな意義と未来を見いだすことができるのか」と問いかけ、莫大(ばくだい)な開催費用や営利主義の運営などの課題を今後解決することによって「東京大会の真のレガシー(遺産)」とするよう訴えた。
唯仏与仏(88) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話
法華経の教えを行じる功徳は、自分のほうからささげる気持ちになって、「人さまに喜んでいただきたい」という菩薩の心が湧き起こってくることです。まだそういう気持ちのない相手を発心させてあげ、法華経の軌道に乗せてあげることが、相手も自分も、ともどもに幸せになっていく条件なのです。
TKWO――音楽とともにある人生♪ テナートロンボーン・石村源海さん Vol.2
小学生の時に、自らの音感が良いことを知って、音楽が好きになっていった石村源海さん。吹奏楽団でトロンボーンを演奏するようになり、上達のために、時に苦悩しながらも、努力を重ねてきた。昨年4月に入団するまでの経緯、新人として過ごしたこの1年4カ月の思いを聞いた。
地域でつながる 会員が始めた「子ども食堂」
地域の人々が協力して、栄養ある食事を子どもたちに提供する「子ども食堂」。2012年、あたりまえに食事を取れない家庭の子どもたちに、「おいしくて、温かいご飯を」と始まったこの取り組みは全国に広がり、その数は現在、約5000に上る。その中には立正佼成会会員が、「子どもたちのために」「地域の助け合いや交流の場に」と発心(ほっしん)し、住民と協力して始めた子ども食堂もある。会員たちが手がけた子ども食堂の活動と、そこに込められた願いを紹介する。
WCRP日本委 植松理事長名で「人身取引反対声明」を発表 政府に対し一層の対策求める (動画あり)
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は7月27日、植松誠理事長(日本聖公会主教)名による「人身取引反対声明」を発表した。政府や企業、市民に対し、人身取引の根絶に向けた行動を呼びかけるもの。同日、「人身取引防止タスクフォース」の宍野史生責任者(神道扶桑教管長)をはじめ同運営委員ら6人が、内閣府(東京・千代田区)を訪れ、森本敦司参事官に声明文を手渡した。その後の記者会見で同日本委は、森本参事官から、民間組織とも連携を深め根絶に取り組んでいく考えが示されたことを発表した。
新宗連が菅首相に「靖国神社の政治利用に対する意見書」を提出
新日本宗教団体連合会(新宗連)信教の自由委員会は7月27日、鈴木裕治委員長(妙智會教団理事)名による「靖国神社の政治利用に対する意見書」を菅義偉首相に提出した。