唯仏与仏(90) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

私たちが果たしていく「お役」のなかで、いちばん大きな「お役」は何かといえば、仏さまから託された「お役」でしょう。

私たちが自らの「仏性」を自覚し、毎日の暮らしのなかでふれあう方の「仏性」を開いてさしあげる。「まず人さま」と、相手の方の幸せを願うふれあい方をさせていただく。それが自分に託された「お役」だと気づくと、毎日が大歓喜(だいかんぎ)の世界になっていくのです。

(『庭野日敬平成法話集2 我汝を軽しめず』の一節を抜粋して掲載します。今回は同書246ページから)

※『庭野日敬平成法話選集2 我汝を軽しめず』について
佼成出版社ウェブサイト https://www.kosei-shuppan.co.jp/book/b511184.html