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新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(45)
新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、家族やサンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、福井教会壮年部長です。
利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(61) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
ロシアのウクライナ侵攻
コロナ禍がなお続く中、2月24日にウクライナへのロシアの侵攻が生じて世界が震撼(しんかん)している。理由はともあれ、ロシア一国の判断による他国への武力侵攻は国際法違反に他ならず、これを許したら、世界に戦争が次々と起こりかねない。ナチス・ドイツのポーランド侵略を想起させる深刻な事件であり、それが第二次世界大戦の起点となったように、世界大戦への導火線になることすら憂慮される。
バチカンの平和外交とロシアの我田引水(海外通信・本紙バチカン支局)
ロシアのプーチン大統領は3月18日、モスクワのルジニキ・スタジアムで「クリミア併合」の8周年を祝う集会を開いた。クリミア併合を国際社会は認めていないが、プーチン大統領は参加した約20万人の聴衆に対し、「私たちは、何をなすべきか、正確に知っている。どのようにして、誰を相手にしてか、だ」と発言した。
一人ひとりが「志」を持ち、いろいろな「優秀さ」が並び立つ社会を 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院長・上田紀行氏
近年、大学の学生たちの気質が変わってきました。特に感じるのは、自分は人からどう見られているのかと、周囲の評価ばかり気にする学生が増えたことです。「人から変な人だと思われたくない」「人に受け入れられたい」――そう思って、なるべく自分の個性を出さないようにするあまり、〈自分は本当はどんな人間なのか〉〈この一生で何をやりたいのか〉といった、とても大切なことを見失っているように思います。
国内外の教会・拠点の会員たちが、「ウクライナ紛争 平和祈願ならびに犠牲者慰霊のための通読供養」をオンラインで実施
日本時間の3月13日午後5時から14日未明まで、国内外の立正佼成会各教会や拠点などをオンラインでつないで心を一つに読誦(どくじゅ)する「ウクライナ紛争 平和祈願ならびに犠牲者慰霊のための通読供養」が行われた。26カ国30の教会・拠点の会員たちが順番に導師をつとめ、『法華三部経』全巻を読誦するもの。本会ローマセンターとロンドンセンターの呼びかけによるもので、世界各地の会員ら1万5000人以上が参加した。
東日本大震災から11年 各教会の取り組み
東日本大震災の発生から3月11日で11年を迎えた。被災地を包括する立正佼成会の各教会ではこれまで、犠牲者を追悼する慰霊供養が続けられてきた。釜石、石巻、仙台、原町、平、磐城教会などでは、今年も11日を中心に、教会道場や地域の慰霊碑、浜辺などで読経供養が行われた。会員たちは犠牲者の冥福を祈るとともに、早期の復興を祈願。被災地域以外の教会でも慰霊供養が厳修された。
WCRP日本委「第39回理事会」 「WJアジェンダ2030」など審議 開会に先立ち、ウクライナの平和を願い祈り捧ぐ
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第39回理事会」が3月10日、京都市のメルパルク京都で行われた。植松誠理事長(日本聖公会主教)をはじめ理事22人(オンラインでの参加者含む)が出席。立正佼成会から同理事の庭野光祥次代会長、國富敬二理事長、中村憲一郎参務(京都教会長)が参加した。
WCRP日本委「平和大学講座」 コロナ後の共生社会を考える
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「平和大学講座」が3月10日、オンラインで行われた。テーマは『宗教はコロナ後の共生社会をどう目指すか』。各教団の宗教者や賛助会員ら約200人が視聴した。
WCRP日本委青年部会が公開学習会 「障害平等研修」を学び発表
『心と社会のバリアフリー~見えない壁が見えてくる~』をテーマに世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会青年部会の公開学習会が3月5日、オンラインで開催された。同日本委に協力する教団の信徒や市民ら約40人が参加した。
「六花の会」オンライン仏教経営者塾 コロナ禍における経済動向を学ぶ
仏教精神を生かした経営を目指す立正佼成会会員有志のネットワーク「六花(りっか)の会」が3月12日、第6回仏教経営者塾をオンラインで開催した。経営者、個人事業主の会員59人が参加した。