「ありがとう普門館」に参加して 会員の声

ステージ後方の模造紙に、それぞれの思いをつづる会員たち

▼今日、普門館の舞台に入っていく時、千葉教会のコーラス部が毎年のように「普門合唱フェスティバル」に出場し、ここに立っていたことを思い出しました。舞台袖から出て行くと、観客席で手を振り、応援してくれるサンガの姿が目に入って、うれしかったですね。そうしたさまざまな記憶が、こうしてホールを見渡しているとよみがえってきます。多くの仲間に支えられ、この素晴らしい舞台に立たせて頂いたこと、幸せをかみしめながら歌った日々は忘れられません。娘と孫が教会の鼓笛隊のメンバーとして舞台に立ち、母も本部参拝で訪れるなど、普門館は家族との思い出がいっぱい詰まった場所。四世代でお世話になった普門館に、家族を代表して「ありがとうございます」の言葉を捧げます。
(千葉教会・73歳・女性)
▼小学生から中学校に入学してしばらくの間、教会の鼓笛隊に所属し、何度も普門館の舞台に立ちました。あの頃、舞台に立った時の緊張感と高揚感がよみがえってきます。応援に来てくれた親や教会の方の前で、〈失敗したくない〉と思いつつ、その一方で、〈自分は注目されている〉という、どこか優越感のようなものを感じることができた――いつもとは違う“演じる私”でいられた場所でもありました。人前に立ち、練習した成果を披露する喜びと、度胸を持って臨む大切さを味わわせてくれたのも、普門館でした。今日、こうして舞台に立つと、〈あの頃、何事にも一生懸命で頑張っていたな〉と思えます。輝かしい時を思い出し、自然と涙がこぼれてきました。
(北教会・30歳・女性)
▼四十数年ぶりに普門館に来ました。思い出すのは、私が青年部員だった頃、当時は所沢教会がいくつかの教会に分かれていない時で、青年5000人の結集大会を開催したことです。私は大会を裏で支えるお役で、舞台袖から青年たちの放つ輝き、喜ぶ姿を見守っていました。当時、共にお役をした人たちと、「普門館がなくなってしまうんだね」と悲しみを共有することがありますが、青年の熱意を表すことができた普門館を忘れることは決してありません。
(川越教会・70歳・男性)