「ありがとう普門館」に参加して 会員の声

▼今、高校3年生です。今年9月に愛知県内の自動車部品製造会社から内定を頂き、今日(11月14日)は、その「お礼参り」で本部に来ました。普門館ではこれまで、たくさんの行事が行われ、多くの人が訪れて勇気と感動をもらったと聞いています。なくなると知って、それまでに一度見学したいと思っていました。それがかない、大勢の人に交じって僕も、「お疲れさまでした」と感謝の思いを伝えることができ、良かったなと感じています。今回、全ての人に門を開いて、受けて入れていくという「普門の精神」も聞くことができました。人の思いを心で受けとめることができる社会人になりたい、そう誓願させて頂きました。
(安城教会・18歳・男性)
▼小学生から高校卒業まで、鼓笛隊として普門館の舞台に立ちました。特に印象に強く残っているのは、高校生の時にバトンで出場したこと。その時はとても緊張したものの、終始笑顔で、表現する楽しさ、喜びを伝えることができて、本当に幸せでした。普門館がなくなると聞き、今日は、1歳半になる娘にこの舞台を見せたくて来ました。娘は途中で寝入ってしまいましたが、普門館の素晴らしさを、肌で感じ取ってくれたかなと思います。私の学生時代を見守ってくれた普門館にお礼を言わせて頂きます。「ありがとうございました」。
(港教会・38歳・女性)
▼普門館との最初の出合いは、1977年です。指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤンがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を引き連れて、普門館でコンサートを行った時、私は舞台にとても近い席で鑑賞することができました。当時は、立正佼成会の会員ではありませんでしたが、カラヤンの威風堂々たる指揮と楽団の演奏にすっかり魅了され、この普門館でクラシック音楽ファンの私の心を鷲掴(わしづか)みにされたのです。5000人収容のこの会場で、多くの聴衆が私と同じような体験をされたことと思います。それから随分と時間が経ち、私は、5歳ほど年下のある方から教えに導かれ、晴れて会員になりました。当時の教会長さんに、「私と普門館との出合い」についてお話しすると、「あなたは、普門館と結縁(けちえん)されたのですね」とのお言葉を頂きました。普門館のように多くの人を受け入れ、信仰の素晴らしさを感動的に伝えられる信仰者になるように、とのことだったのでしょう。本当に有り難いことでした。今日は教えに導いてくれた方と共に来場しましたが、あの時の感動が再びよみがえってきました。今日は、この舞台上で、普門館に、そして導いてくれた恩人に改めて感謝の気持ちを伝えました。多くの方と仲良くし、信仰に励むことをお誓い申し上げます。
(大田教会・78歳・男性)