「ありがとう普門館」に参加して 会員の声

普門館へ感謝を込めて、徳島教会と杉並教会の会員が阿波踊り

2月15日の「涅槃会(ねはんえ)」から11月15日の「開祖さま生誕会」までの期間、本部参拝プログラムとして延べ85回行われた「ありがとう普門館」。参加した会員に普門館にまつわる思い出や心情を聞いた。

▼幼稚園の頃から普門館に行っていました。広いロビーで「8」の字に走り回って遊んだり、客席でおもちゃのパーツをなくして泣きながら帰ったりしたのをよく覚えています。学生部になると、仏さまにお香や花、灯明を捧げる「奉献の儀」のお役や、教会行事のオープニングダンスで何度かステージに立たせて頂きました。普門館の舞台はとても広いのですが、不思議と緊張せず、守られているという安心感の中で務めることができました。この舞台に立てたことは私の誇りです。自信にもなりました。さまざまな催しを行うことができ、今は感謝の気持ちでいっぱいです。人々を受け入れてきた普門館のように、私も相手の求めに応じて教えを伝えられる器の大きい人間になりたいと思います。
(東松山教会・40歳・女性・支部青年婦人部長)
▼40年以上前に普門館で行われた式典でステージに立たせて頂きました。全国の教会の方と務める「奉献の儀」のお役でした。夜にリハーサルがあったのですが、あまりに広い普門館に圧倒され、とても緊張しました。母は、信仰に熱心で、多くの人々に法を伝えながら、教えを支えに生きた人です。父も最初は反対していましたが、やがて母と共に信仰するようになりました。私が普門館でお役を務めさせて頂いたことを、心から喜んでくれたのは両親です。私にとって普門館は、親孝行することができた場所であり、今日、「ありがとう普門館」に参加し、再びステージに立つと、自分を育ててくれた両親やサンガ(教えの仲間)のことが思い出されます。
(名古屋教会・70歳・女性)
▼明るい社会づくり運動香川県東ブロック推進協議会で活動しています。普門館が建立されて間もない頃だったと思います。四国全教会青年部の初めての結集大会が普門館で行われました。私は高松から岡山の宇野港まで連絡船に乗り、そこから夜行列車に乗り換えて、東京に向かったことを覚えています。昭和43年に入会した私は仏教の根本義を学んで、とても感動し、それから多くの人に学んだことを伝えました。普門館へも仲間を誘い、さまざまな行事に参加しました。私にとって普門館は信仰の出発点であり、心の支えです。解体されるのはとても寂しいことですが、「普門の精神」を心の依りどころにして、これからも地域社会や世界平和のために力を尽くしたいと思います。
(高松教会・69歳・男性)