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WCRP日本委女性部会「いのちに関する学習会」 難民支援の現場から
『日本に避難を余儀なくされた方々の声なき声に寄り添うために~難民支援の現場から~』をテーマに、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会女性部会による「いのちに関する学習会」が10月9日、オンラインで開催された。世界の難民問題を知るとともに、日本への避難を余儀なくされた人々を取り巻く問題から、特に女性に寄り添う行動につなげることが目的。同部会会員、各教団の信徒ら約50人が参加した。
『無自覚な差別』をテーマに 「令和5年次職員人権啓発講座」
立正佼成会人権啓発委員会による「令和5年次職員人権啓発講座」が10月11日、大聖ホール(東京・杉並区)を拠点に対面とオンラインのハイブリッド形式で行われた。教団職員ら約300人が参加した。
新宗連が第32期第5回理事会 宗教2世問題を考える学習会を開催
新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第32期第5回理事会」が10月11日、東京・渋谷区の新宗連会館を会場にオンラインで開催された。理事、監事、オブザーバーら40人が参加。立正佼成会から國富敬二理事長(新宗連監事)が出席した。
「『COP28』に向けて世界の諸宗教指導者による『良心の合流点会議』開催」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
「COP28」に向けて世界の諸宗教指導者による「良心の合流点会議」開催
「第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議」(COP28)が11月30日から12月12日にかけて、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで予定されている。同会議の議長に任命されているUAEのスルタン・アル・ジャーベル産業・先端技術相は10月11日、バチカンを訪問し、ローマ教皇フランシスコと懇談した。UAEの国営通信社「WAM」は同日、教皇とアル・ジャーベル大臣が「COP28の議題を進展させるための、諸宗教が持つ決定的な役割」について話し合ったと伝えた。
東京西支教区「地域共助ネットワーク 2023年地域共助の日」 近隣サンガとつながり、防災意識高め合う
東京23区内にある立正佼成会の教会では、所属会員が包括地域外に住んでいる場合が少なくない。自然災害など不測の事態に備え、所属に関係なく地元の教会や会員とつながる関係を築こうと、東京西支教区は10月1日、「地域共助ネットワーク 2023年地域共助の日」を実施した。同支教区の14教会は教会の枠を越えたサンガ(教えの仲間)同士の新たな“法縁”を結ぶ取り組みを進めている。
北九州支教区 青年部が本佛寺の御会式に参加
「チョイヤサッサ!」――歴史を感じさせる白壁の町並みに、勇壮なかけ声が響く。10月14日夜、福岡・うきは市の日蓮宗鎮西身延山本佛寺で行われた「御会式」の万灯行列に、立正佼成会北九州支教区の青年部員ら約300人が参集した。
「開祖さま入寂会」で庭野会長が法話 日本人としての精神性を大切に(動画あり)
1999(平成11)年10月4日に92歳で入寂(にゅうじゃく)した、立正佼成会の庭野日敬開祖に報恩感謝の誠を捧げる「開祖さま入寂会」が10月4日、大聖堂(東京・杉並区)と全国各教会で挙行された。大聖堂には会員約500人が参集し、式典の模様はオンラインでも配信された(会員限定)。
「アフリカへ毛布をおくる運動」の終了に伴いJBACが解散
「アフリカへ毛布をおくる運動」は昨年、活動の終了が発表され、国内での最後の毛布収集を終えた。それに伴い、同運動推進委員会(JBAC)による「第2回運営会議」が9月25日、オンラインで行われた。
六花の会「会員の集い」 矢場とん女将の鈴木氏をゲストに座談会
仏教精神を生かした経営を目指す立正佼成会会員有志によるネットワーク「六花(りっか)の会」による「会員の集い」が9月30日、法輪閣(東京・杉並区)で開催された。当日は、経営者、個人事業主の会員62人が会場に参集。109人がオンライン配信を通じて参加した。
「和解へ向かうゼレンスキー政権とバチカン」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
和解へ向かうゼレンスキー政権とバチカン
ゼレンスキー政権は、ウクライナ侵攻に関するバチカンの「中立的、あるいは、ロシア寄りの立場は容認できず、ウクライナはバチカンの和平調停を必要としていない」と発言し、教皇の主導するウクライナ和平に関する外交政策を批判してきた。だが、教皇特使のマテオ・ズッピ枢機卿によるウクライナ、ロシア、米国、中国訪問後、バチカンのウクライナ和平案に関するさまざまな発言や主張に、わずかながら(ウクライナ寄りの)変化が見受けられるようになった。こうした動きを察知してか、ゼレンスキー大統領のバチカンに対する評価が肯定的なものとなりつつある。