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庭野平和財団 令和2年度公募助成先発表 国内外11団体に計1028万円
公益財団法人庭野平和財団はこのほど、令和2年度の公募助成先を発表した。国内外の11団体に計1028万5084円を助成する(2月17日時点のレート1ドル=105.66円で概算。レートの変動に伴い円換算の額が変わるため、総額は参考値)。助成金は、立正佼成会一食(いちじき)平和基金からの指定寄附によるもので、「一食を捧げる運動」の浄財が使われている。
欧州4カ国で新型コロナウイルスワクチンの接種が中止(バチカン記者室から)
英国のオックスフォード大学とアストラゼネカ社が共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、接種後に血栓や脳出血などの副作用の疑いが各国で報告されている。これを受け、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン各国政府は3月15日、このワクチンの使用を一時的に中断すると発表した。
教皇 「シリア国民に希望を」と国際社会の連帯を訴え(海外通信・バチカン支局)
民主化を求める「アラブの春」がシリアに波及し、政府に対する最初の抗議デモがダマスカスで起きてから、3月15日で10年を迎えた。ローマ教皇フランシスコは前日の14日、バチカンでの正午の祈りの席上、デモを発端に内戦へと発展した同国の惨状について言及した。
東日本大震災から10年 各地で慰霊と復興への願い
東日本大震災の発生から、3月11日で10年を迎えた。東北地方の被災した地域を包括する各教会では11日を中心に慰霊供養が営まれた。会員たちは犠牲となった大切な人と思いを通わせ、鎮魂と復興への祈りを捧げた。
WCRP日本委による復興合同祈願式 被災地に思い寄せ、いのちの連帯さらに (動画あり)
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は3月13日、宮城・仙台市若林区の荒浜地区に建つ鎮魂モニュメント「荒浜記憶の鐘」前で「東日本大震災の追悼と鎮魂ならびに復興合同祈願式」を行った。同復興合同祈願式は、2012年から被災地で営まれてきた。今年は暴風雨の中、加盟教団の信徒ら約70人が参列。立正佼成会から國富敬二理事長(同日本委理事)が出席し、共に祈りを捧げた。式の映像がインターネットでライブ配信された。
WCRP日本委「第35回理事会」 第9回ACRP大会はオンライン実施に
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第35回理事会」が3月9日、京都市国際交流会館で行われた。植松誠理事長(日本聖公会主教)をはじめ理事21人が参加(オンラインでの参加者含む)。立正佼成会から同日本委理事の國富敬二理事長、中村憲一郎参務(京都教会長)が出席した。
WCRP日本委「平和大学講座」 一人ひとりが社会の中で「つながりあう“いのち”」自覚し、慈しみの行動を
『つながりあう“いのち”とその未来のために――女性宗教者に期待するもの』をテーマに、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「平和大学講座」が3月9日、オンラインで行われた。加盟教団の信徒ら125人が視聴した。
庭野会長、光祥次代会長 フォコラーレ運動のボーチェ前会長にメッセージ 諸宗教対話への尽力に敬意表す
フォコラーレ運動(カトリックの在家運動体、本部・ローマ)の会長を今年1月まで2期12年務めたマリア・ボーチェ師(83)に、立正佼成会の庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長が3月5日、それぞれメッセージを送り、これまでの本会との交流に謝意を表した。その書簡は、水藻克年本会ローマセンター長から同運動の諸宗教対話センターを通じてボーチェ師に届けられた。
東北支教区5教会の青年部員が、オンラインで復興祈願供養
「10年経っても忘れない」――この願いのもと、東北支教区の5教会(仙台・石巻・原町・平・磐城)の青年部員が企画した「東日本大震災から10年 犠牲者慰霊並びに復興祈願供養~繋がろう、繋げよう、未来へ~」式典が3月11日夜、オンラインで開催された。式典の動画が、インターネットで全国の会員にライブ配信(限定公開)された。
ミャンマーの修道女と思いを一にする教皇(海外通信・バチカン支局)
ミャンマー国軍のクーデターに抗議するデモ参加に厳しい弾圧が続く北部カチン州ミッチーナで3月8日、一人のカトリックの修道女が武装した警官たちの前でひざまずき、市民に発砲しないように嘆願した。その一連の様子が各国メディアを通して世界に報じられた。