「釈迦牟尼仏ご命日(布薩の日)」式典で庭野会長が法話 教えを伝え、自他共に救われ
3月15日、立正佼成会の「釈迦牟尼仏ご命日(布薩=ふさつ=の日)」式典が大聖堂(東京・杉並区)で開催され、庭野日鑛会長が法話を述べた。新型コロナウイルス感染防止対策を施して会員が参加したほか、式典の模様はインターネットでライブ配信(会員限定)された。
WCRP日本委「第43回理事会」 5月に広島で行う「G7広島サミット宗教者による祈りとシンポジウム」概要発表
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第43回理事会」が3月14日、京都市の賀茂別雷神社(上賀茂神社)で行われた。戸松義晴理事長(浄土宗心光院住職)をはじめ理事23人が出席(オンラインでの参加者含む)。立正佼成会から同日本委理事の庭野光祥次代会長、國富敬二理事長、中村憲一郎参務(京都教会長)が参加した。
人類が生き残るために「敵を愛すること」は可能か? WCRP日本委「平和大学講座」で塩尻筑波大名誉教授が基調発題
『戦争を超え、和解へ――諸宗教は訴え行動する』をテーマに、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の平和大学講座が3月14日、オンラインで行われた。各教団の宗教者や賛助会員ら約100人が視聴した。
「親子で取り組むゆめポッケ」全国から寄せられた1万4558個 比・ミンダナオ島、レバノンへ
立正佼成会による令和4年の「親子で取り組むゆめポッケ」キャンペーン期間中(6月1日から8月31日)に、全国から1万4558個のゆめポッケが寄せられた。このほど、ゆめポッケの配付先がフィリピン・ミンダナオ島とレバノンに決定したことが、本会一食(いちじき)平和基金運営委員会から発表された。また、ゆめポッケを載せた輸送船は、ミンダナオ島に向けて3月12日に、レバノンへは同15日に横浜港を出港した。
本会が「キアラ・ルービック賞」受賞 長年の諸宗教対話・協力の取り組みに対し
諸宗教対話・協力による世界平和の実現に取り組む立正佼成会(東京・杉並区)に対し、イタリア・マンフレドニア市に拠点を置くNGO「世界一致のための行動」(AMU)から「キアラ・ルービック賞」が授与された。AMUは、フォコラーレ運動(カトリックの在家運動体、本部・ローマ)の「分かち合い」「普遍的友愛」の精神を基盤とし、世界各地で、住居、食糧、医療、農業といった分野での国際協力プロジェクトを展開している。
会員さんと共に歩んで67年 佼成新聞(紙面版)が4月から生まれ変わります
佼成新聞は1956年6月15日に創刊された。当時は「交成新聞」の名称で、60年8月25日付第152号から現在の「佼成新聞」に変更された。66年には「佼成」を含む機関紙誌の発行を担う立正佼成会出版部が独立し、株式会社佼成出版社が設立された。
本会一食平和基金運営委 「一食地域貢献プロジェクト経験交流会」開催と昨年度の各教会の取り組みから
立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会の「一食地域貢献プロジェクト経験交流会」が3月18日、オンラインで開催された。同交流会は、すでに取り組んできた教会と新規参加の教会が成果や功徳、課題を共有し、学び合うもの。45教会の一食地域貢献プロジェクト推進委員ら103人が視聴を通じて参加した。
【認定NPO法人難民支援協会 渉外チームマネージャー・赤阪むつみさん】難民も同じ地球に暮らす“家族” 支援の一歩は相手を知ることから
ロシアの軍事侵攻を受け、日本でもウクライナの人々を避難民として受け入れてきた。政府によるサポートはもちろん、民間レベルでも自治体や企業がさまざまな支援活動を展開している。国民の関心もかつてないほどの高まりを見せる一方で、ミャンマーやアフガニスタンなどから日本に逃れてくる人々の難民認定は依然として進まず、不安定な状況に置かれ続けていると、認定NPO法人難民支援協会(JAR)の赤阪むつみ渉外チームマネージャーは言う。さらに、3月7日には、難民申請中でも外国人を母国に送り返せるようにする「入管難民法改正案」が国会に提出された。日本の難民制度が問われる今、改めて赤阪さんに認定制度の内容や認定率が低い背景などを聞いた。
台湾の「ヒューマニスティック仏教連合会」がバチカンを訪問(海外通信・本紙バチカン支局)
台湾の「ヒューマニスティック仏教連合会」の使節団が3月16日、バチカンでローマ教皇フランシスコに謁見(えっけん)した。同使節団は台湾の僧侶とカトリック教会のメンバー約100人で構成され、諸宗教対話と教育を目的にカトリック教会の聖域巡礼などを行うためバチカンとローマを訪問していた。