バチカンから見た世界(115) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

民主主義と政治の根源的意味を問いかける――貧者たちの連帯と運動

「誰一人取り残さない」――国連の持続可能な開発目標(SDGs)が掲げる理念だ。果たして各国の政治はその方向に進んでいるだろうか。

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新宗連結成70周年記念式典 庭野会長がビデオメッセージで祝辞

新日本宗教団体連合会(新宗連)の結成70周年記念式典が10月17日、オンラインで開催された。テーマは『今、そして未来につなぐ信仰の力と光』。新型コロナウイルスの感染防止のため、式典の映像がインターネットの動画共有サイトを通じて現在加盟する58教団の会員信徒に配信された。

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日蓮聖人遠忌法要 法華経の広宣流布に生涯を捧げた遺徳を偲ぶ

法華経の広宣流布に生涯を捧げた日蓮聖人の遺徳を偲(しの)ぶ「日蓮聖人遠忌法要」が10月13日、東京・杉並区の大聖堂で行われた。庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長が臨席。教団役職者らが参列した。

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真理への情熱を抱き続けて 「釈迦牟尼仏ご命日(布薩の日)」で庭野会長が法話

10月15日、立正佼成会の「釈迦牟尼仏ご命日(布薩=ふさつ=の日)」式典が大聖堂(東京・杉並区)で行われ、庭野日鑛会長が法話を述べた。式典の映像は、動画共有サイトを通してライブ配信(会員限定)された。

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大宮、小田原、四日市、宇部、宮崎、倉敷の6教会で周年記念式典

大宮教会

立正佼成会大宮教会は昨年、発足60周年を迎え、10月17日に記念式典を教会道場で開催した。式典の様子はライブ映像で会員に配信された。

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世界で頻発するテロ 教皇が暴力の放棄を訴え(海外通信・バチカン支局)

世界各地でイスラーム過激派組織によるテロ攻撃が頻発している。ノルウェー・オスロ近郊の町で10月13日、デンマーク国籍の男性が弓矢を使って市民を襲い、5人が死亡した。警察当局は、「テロ攻撃」として捜査を進めている。

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新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(38)

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、渋谷教会鼓笛隊リーダーと一宮教会学生部長です。

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第9回「ACRP東京大会」開幕 大会に先立ち青年・女性の事前大会がオンライン開催

アジア宗教者平和会議(ACRP)の第9回「ACRP東京大会」が10月19日、開幕した。大会テーマは『行動するアジアの宗教コミュニティ:誰一人取り残さない、健やかで豊かなアジアの平和をめざして』。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)を拠点にオンラインで開催された。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(56) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

不公正な選挙と正義を軽んじる布陣

公正な社会をつくっていくには、まず政治が公正や正義に立脚しなければならない。総選挙を前に、現在の状況を踏まえて、そのことを改めて論じてみたい。

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幸せをむすぶ「こども食堂」(10) 文・湯浅誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

宇和島グランマ

前回は、災害と隣り合わせになった私たちの「新しい日常」においては、平時・非常時を問わず人々とつながり続けることが大切で、コロナ禍でのこども食堂の活動はその一つのモデルを示した、というお話をしました。今回は、その事例を愛媛県宇和島市に見てみます。

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