戦後75年 広島、長崎で宗教者による慰霊式

立正佼成会の広島、長崎各教会では「原爆の日」に合わせ、慰霊式典がそれぞれ行われた。今年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小しての開催となったが、参加者は犠牲者に鎮魂の祈りを捧げ、世界平和の実現に向けて誓いを新たにした。

続きを読む

比叡山宗教サミット33周年「世界平和祈りの集い」 コロナ禍で規模縮小しライブ配信 

8月4日午後、比叡山宗教サミット33周年「世界平和祈りの集い」が天台宗総本山・比叡山延暦寺(滋賀・大津市)の一隅を照らす会館前「祈りの広場」で開催された。例年、国内外の諸宗教者らが参加するが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため規模を縮小し、天台宗と延暦寺の役職員のみで執り行われた。当日の模様はインターネットでライブ配信された。

続きを読む

本会一食平和基金から災害見舞金 7月の豪雨で被害受けた九州の3県4市2町村に

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=熊野隆規教務部部長)はこのほど、7月3日から熊本県を中心に九州地方を襲った集中豪雨(令和2年7月豪雨)での被害に対して、熊本・人吉市や福岡県など3県4市2町村に計700万円の緊急支援(見舞金)を決定した。

続きを読む

TKWO――音楽とともにある人生♪ クラリネット・亀居優斗さん Vol.3

多くの楽団に所属することで、物の見方や考え方は一つではなく、たくさん持つ方が自分を広げると学んだ亀居優斗さん。その経験は現在の楽器へのこだわりや、プロになっても他の奏者からレッスンを受ける自身のスタイルにつながっている。最終回のVol.3では、亀居さんの人生に大きな影響を及ぼした人物とそのエピソードを紹介。さらに、吹奏楽に励む中高生に向けて上達のヒントを語る。

続きを読む

利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(42) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

国家が機能停止して迎えるお盆

お盆を迎えた。死者に思いを馳(は)せる時である。通常の年ならば都会の人々が実家に帰省して、なかなか会えない家族・親族と顔を合わせ、墓参して先祖を供養する。

続きを読む