バーカー学長が本会を訪れ庭野会長と懇談 長年の厚誼、互いにかみしめ
来日中のミードビル・ロンバード神学大学院のリー・バーカー学長が2月15日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、法輪閣で庭野日鑛会長と懇談した。同大学院のウィリアム・シュルツ教授(ユニテリアン・ユニバーサリスト協会=UUA=元会長)、庭野光祥次代会長、川端健之理事長、庭野統弘学林学長、根本昌廣時務部主席が同席した。
WCRP/RfP日本委「気候変動学習会」 仏教思想から、環境と個人の関係性学ぶ
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の気候変動タスクフォースによる「気候変動学習会」が2月12日、立正佼成会大聖ホール(東京・杉並区)で行われた。テーマは『環境問題と仏教思想』。加盟教団の信徒ら100人が参加した。
「第36回庭野平和賞」 ノートルダム大学名誉教授のジョン・ポール・レデラック博士に
「第36回庭野平和賞」の受賞者が、米国ノートルダム大学名誉教授のジョン・ポール・レデラック博士(63)に決まった。公益財団法人・庭野平和財団(庭野日鑛名誉会長、庭野浩士理事長)は2月18日、京都市内のホテルで記者会見を開き、席上、庭野理事長が発表した。レデラック博士はメノナイト(キリスト教再洗礼派の一つ)の信仰を基に「紛争変革」の理論を提唱し、各国で調停・和解に取り組んできた。アメリカ人の受賞は5人目。贈呈式は5月8日、東京・港区の国際文化会館で行われ、賞状、顕彰メダル、賞金2000万円が贈られる。
2019佼成パールウイングス発表会 西東京市で開催
佼成文化協会の「2019佼成パールウイングス発表会」が2月11日、西東京市の保谷こもれびホールで行われた。会員や市民、約220人が集った。
利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(24) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
平和への願いが込められた年号
昨年末に、幕末・明治の時代を考えた。大正、昭和を経て、今は平成である。今上天皇が今年の4月30日で退位される予定なので、平成時代は1989年1月8日に始まって、20世紀末から21世紀初頭にわたり、30年113日間で終了することになる。この時代はどのようなものだっただろうか。
TKWO――音楽とともにある人生♪ ユーフォニアム・岩黒綾乃さん Vol.3
高校の吹奏楽部員だった頃に東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の演奏を聴き、衝撃を受けたというユーフォニアム奏者の岩黒綾乃さん。最終回では、楽器の魅力、演奏する際に心がけていること、そして、吹奏楽に取り組む中高生に向けたメッセージを聞いた。
男たちの介護――(8) 妻と娘のダブル介護 家族との時間を大切に過ごす日々
ずっと3人で暮らしたかった
居間で、小谷正臣さん(77)がハーモニカを吹く。「茶摘」。すると、車椅子に座っている妻・晴枝さん(75)も長女・晶子さん(平成30年3月に他界。享年46)も音色に合わせ歌い出す。家族3人、介護生活の中にもだんらんがあった。こんな、穏やかなひとときがあれば十分だ。そう正臣さんは思っていた。
唯仏与仏(32) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話
生きとし生けるものすべては、宇宙の大いなる働きによって、互いに他の存在を必要としながら生きています。すべてが支え合っているのですが、目に見えるヒモで結ばれているわけではないため、実際に目に見える物やお金のほうを大事に思いがちです。しかし、自分が目に見えない「縁」によって支えられていることがわかると、感謝の生活が始まります。
創立八十周年記念事業「私たちの“発”」応援プログラム 昨年に続き今年も実施
立正佼成会の創立八十周年記念事業の一つとして行われた「私たちの“発”」応援プログラムが、昨年に引き続き今年も実施される。このプログラムは、創立100年に向けた基本構想・母型(マザープログラム)「惜しみなくつながる~菩薩を育てる苗代となる~」についての語り合いを通し、会員一人ひとりの“発”が芽吹き、心の成長につながる取り組みを教会や教団本部が応援するもの。概要を記した「手引き」がすでに各教会に送付されており、これから会員のさまざまな「発菩提心」による取り組みが進められる。