おもかげを探して どんど晴れ(11) 文・画 笹原留似子(おもかげ復元師)

白いケーキと黒いケーキ

2018年を振り返ると、貧困や虐待に直面した現場が多くありました。

続きを読む

唯仏与仏(27) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

私たちは、まず自分の幸せを願って行動するのがふつうですが、立正佼成会では「まず人さま」という言葉で、自分の満足より先に、相手の幸せを思いやることを大事にしてきました。それは、人さまの幸せを願うことが「仏性(ぶっしょう)」をまっすぐに発揮していく早道だからです。

続きを読む

TKWO――音楽とともにある人生♪ アルトサクソフォン・田中靖人さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。今回は、TKWOコンサートマスターで、アルトサクソフォン奏者の田中靖人さんへのインタビュー。音楽の道を歩むスタートは、友達の安易な一言から始まった。出会うべくして出会ったのかもしれない――。

続きを読む

それでいいんだよ わたしも、あなたも(9) 文・小倉広(経営コンサルタント)

印鑑を傷だらけにした

「印鑑は自分自身です」

続きを読む

新・仏典物語――釈尊の弟子たち(19)

女人

講堂に弟子たちが集まり始めました。すでに釈尊は上座に着かれ、瞑目(めいもく)されていました。これから、アヌルッダ(阿那律=あなりつ)に下問(かもん)があるというのです。アヌルッダも最前列に控えていました。弟子たちが集まり終わると、釈尊は静かに目を開け、アヌルッダに問い掛けられました。「汝(なんじ)は、女人と一夜を共にしたというが、それは確かなことか?」。

続きを読む

「御親教」式典 『燈明』『知足』を胸に、各人が仏道精進を誓う

年始にあたり、会員一人ひとりが一年の修行精進の誓いを新たにする「御親教」式典が1月7日、東京・杉並区の大聖堂はじめ各教会で行われた。大聖堂には約4000人が参集。庭野会長は「御親教」の中で、『燈明(とうみょう)』『知足(ちそく)』の二幅の書き初めを披露するとともに、平和と調和を目指して精進する大切さを示した。式典の模様はインターネットを通じて手話通訳付きで各教会に配信された。また、大聖堂正面玄関では参拝者に七草粥(ななくさがゆ)が振る舞われた。

続きを読む

新年迎え、庭野会長、川端理事長が大宮八幡宮を参拝

庭野日鑛会長は1月1日午前、東京・杉並区の大宮八幡宮(鎌田紀彦宮司)に参拝した。川端健之理事長が同行した。同宮は本部周辺の氏神にあたる。

続きを読む

立正佼成会 庭野日鑛会長 12月の法話から

12月に行われた大聖堂での式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋してまとめました。(文責在編集部)

続きを読む

本紙デジタルに寄稿する小林正弥教授が『武器になる思想――知の退行に抗う』発刊

本紙デジタルで『利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割』を連載する千葉大学大学院教授の小林正弥氏が、『武器になる思想――知の退行に抗う』(光文社新書)を発刊しました。

続きを読む

「時代」の声を伝えて――文学がとらえた80年(25)最終回 文・黒古一夫(文芸評論家)

「文学の役割」を考える――「『時代』の声を伝えて」を終えて

昨年1年間、本紙デジタル上で月に2回、70年以上にわたる「戦後」の文学史の中から、その時々の社会状況や問題に深く切り込む小説を取り上げて論評してきた。そこで改めて確認できたことがいくつかあった。まずは、私の思想遍歴を挙げながら、そのことに触れさせて頂く。

続きを読む