「普門館からありがとう~吹奏楽の響きたちへ~」 1万2000人が別れを惜しむ
吹奏楽関係者やファンに普門館大ホールの舞台を開放するイベント「普門館からありがとう~吹奏楽の響きたちへ~」が11月5日から11日まで行われた。全日本吹奏楽コンクール(主催・全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社)の会場として長く使用され、「吹奏楽の甲子園」「吹奏楽の聖地」と呼ばれ、親しまれてきた普門館。今回のイベントは、普門館の舞台を目指し、特別な気持ちを寄せてくれた人々へ、立正佼成会から感謝の思いを表したいと企画された。期間中、約1万2000人が来場した。
「普門館からありがとう~吹奏楽の響きたちへ~」来場者の思い
普門館大ホールの舞台を吹奏楽関係者やファンに開放するイベント「普門館からありがとう~吹奏楽の響きたちへ~」が11月5日から11日まで行われた。7日間で延べ約1万2000人が来場した。愛用の楽器を持参して音を出す人、反響板にメッセージをつづる人、記念写真を撮る人、吹奏楽部の顧問教諭や先輩の話を聞いて初めて訪れた若い人……。来場者は普門館の象徴である「黒い床」のステージに立ち、思い思いのひとときを過ごした。それぞれの胸の内を聞いた。
唯仏与仏(21) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話
この世に、救われない人間は一人もいません。みんな「仏性(ぶっしょう)」という尊い宝をもっているからです。どんなに不遇な人でも、「自分はだめだ」と思いこんでいる人でも、本来そなえている「仏性」に目ざめ、生きる喜びを味わえば、その人のもっている一芸一能が芽を吹くのです。
「佼成会、あの日、あの時」
立正佼成会は今年、創立80周年を迎えた。1938(昭和13)年3月5日の創立から今日まで、宗教団体として時代や社会に応じた活動に取り組み、それぞれの会員が自己を磨きながら平和への努力を心がけてきた。草創期からこれまでの教団の様子、本会が取り組んできた諸宗教対話や国際協力、慈善事業、文化事業などの社会貢献活動を写真で紹介する。今回は、庭野日敬開祖の生い立ちから本会の発展までを振り返る。
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