気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(8) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

共に暮らす、友と暮らす――ライトハウスの仲間たち

夫婦で大学講師を辞めて、瞑想(めいそう)修行場&農場である“ライトハウス”に移住して2年が経つ。息子も3歳半になり、元気に村の幼稚園へ通っている。「養鶏場の鶏ではなく、自由に成長する森のニワトリになりたい」。そう話す夫と共に、ここにやってきた。以前に比べ、現金収入は微々たるものになった。だが、野菜を作り、自給のオフグリッド発電や手作りの家を手掛ける――夫は、今では真っ黒な顔をしたニワトリになりつつある。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(5)

暁の空に、星はきらめいて

腫れた足の皮膚は破れ、血がにじみ、身にまとった黄色の衣は土ぼこりと汗にまみれていました。頰はこけ、憔悴(しょうすい)しきったその老女の姿は、遠い道のりを歩き続けてきたことを物語っていました。

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千葉教会で憲法学習会 憲法学者・長谷部早稲田大教授を講師に迎え

衆議院が解散され、「憲法改正」が争点の一つに挙げられる中、日本国憲法の意義を改めて学ぶため、立正佼成会千葉教会で9月30日、「平和憲法学習会――未来につなごう平和憲法」が行われた。当日は、長谷部恭男早稲田大学教授が『立憲主義と憲法改正論議』をテーマに講演。会員はじめ、国会議員、地方議員20人を含む550人が参加した。

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鼎談 『いま、宗教者にできること』――北朝鮮情勢に対して

『いま、宗教者にできること』をテーマに、緊迫する北朝鮮情勢や衆議院選挙を踏まえての鼎談(ていだん)がこのほど、立正佼成会本部(東京・杉並区)で行われた。出席者は、千葉大学大学院の小林正弥教授、本会の庭野光祥次代会長、中村憲一郎常務理事。国内外の現状をはじめ、戦争を回避し、平和を実現する道筋や、そのための宗教者の役割などについて意見が交わされた。(本文敬称略)

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庭野会長 九州北部豪雨の被災地域へ 朝倉と日田両道場を訪問

立正佼成会の庭野日鑛会長は9月26日、「九州北部豪雨」の被害を受けた福岡、大分の両県を訪問し、久留米教会朝倉道場、田川教会日田道場を訪れた。各道場では、会員の被災体験に耳を傾け、延べ450人の会員と縁を深めた。また、豪雨により甚大な被害を受けた東峰村を視察した。川端健之理事長、泉田和市郎北九州支教区長が同行した。

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第14回奈良県宗教者フォーラム 『日本のこころと宗教の役割――神話から歴史へ』テーマに

『日本のこころと宗教の役割――神話から歴史へ』をテーマに「第14回奈良県宗教者フォーラム」(同実行委員会主催)が9月30日、橿原市の橿原神宮「神宮会館」で開催された。県内外の宗教者、市民、立正佼成会の奈良教会会員ら約350人が参加した。

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中央学術研究所が加盟する教団付置研究所懇話会「第16回年次大会」 信仰継承と人材育成をテーマに

『次世代への信仰継承のために――人材育成の問題点 どうやって伝えていくべきか?』をテーマに、教団付置研究所懇話会の第16回年次大会が9月28日、東京・港区の曹洞宗檀信徒会館で開かれ、21の研究機関から87人が参加した。立正佼成会からは、今井克昌教学委員長、中央学術研究所の川本貢市所長、学林の庭野統弘学長らが出席した。

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WCRP/RfP日本委 「フクシマコミュニティづくりプロジェクトの集い」を開催

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は9月26日、福島・郡山市の「ビッグパレットふくしま」で、「フクシマコミュニティづくりプロジェクトの集い」を開催した。また、この日、フクシマコミュニティづくり支援プロジェクトの2017年度第2期支援先が発表された。

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WCRP/RfP日本委 第23回理事会を大本本部で開催

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は9月28日、京都・亀岡市にある大本本部の大本みろく会館で「第23回理事会」を開催し、杉谷義純理事長(妙法院門跡門主、天台宗宗機顧問会会長)はじめ理事14人が出席した。立正佼成会から同理事の川端健之理事長が参加した。

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バチカンから見た世界(36) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

“ヒバクシャ”の声に耳を傾けよ――ローマ教皇

「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」にあたる9月26日、ローマ教皇フランシスコは「この死の道具を廃絶していくために、核不拡散条約(NPT)を機能させ、核兵器のない世界に向けて取り組んでいきましょう」とツイートした。教皇のアカウントは、9カ国語(イタリア語、スペイン語、英語、ポルトガル語、ポーランド語、ラテン語、フランス語、ドイツ語、アラビア語)で展開されており、全世界で約3700万人(8月2日現在)がフォローしている。

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