西多摩教会「文書の集い」 コロナ禍でかみしめた文書布教の大切さ
対面による手どりが中止されたコロナ禍の間、信仰(教え)と会員を結ぶ“法縁”が途切れないようにとの願いから、立正佼成会西多摩教会では機関紙誌の配布に力が注がれた。
身延山久遠寺で持田日勇法主の晋山式 庭野会長の名代として熊野理事長が参列
日蓮宗総本山身延山久遠寺(山梨・身延町)の第93世法主に就任した持田日勇師の晋山式が5月7日、同寺本堂で挙行された。立正佼成会から庭野日鑛会長の名代として熊野隆規理事長が参列。佐原透修総務部次長(渉外グループ)が同行した。
バチカンがベサク祭にメッセージ―共に平和の構築を(海外通信・バチカン支局)
バチカン諸宗教対話省は5月6日、仏教徒たちが釈尊の誕生、成道(悟り)、入寂(にゅうじゃく)などを同時に祝う「ベサク祭」に際し、世界の仏教徒に宛てて、『和解と反動力(resilience―攻撃的ではなく弾力性のある抵抗力)を通した平和のための協調』と題するメッセージを、バチカン記者室から公表した。
高岡教会 周年記念を機縁に会員綱領に親しむ
立正佼成会高岡教会は今年、教会発足60周年を迎えた。これを記念して、昨年5月、会員綱領の成り立ちや要点、文言の解説をまとめた冊子『開祖さまの願い 私の願い「会員綱領」』を発刊し、会員に配布した。荒川公男教会長は冊子について、「開祖さま(庭野日敬開祖)が会員綱領に込めた思いを改めてかみしめ、皆が開祖さまのお心を自分の言葉で表現できるようになれたらと願っています」と話す。
【浄土宗僧侶・西村宏堂さん】LGBTQ当事者の僧侶が説く、自分らしく生きることについて
“ハイヒールをはいたお坊さん”と呼ばれ、浄土宗僧侶、メイクアップアーティストとして活躍する西村宏堂さん。LGBTQ(性的少数者の総称)の当事者であると公言し、その経験を踏まえて、仏教精神を基に、性別、人種、宗教などの違いに関係なく皆が平等であるというメッセージを発信し続けている。西村さんに、活動の原点にある思いや、自分らしく生きるためのヒントを聞いた。
絵が問う生きる意味――「無言館」で画学生たちの思いに触れる
長野県上田市の山中にたたずむ「無言館」。ここは、画家を志しながらも戦争で命を落とした若者の絵を集める美術館だ。出征の直前まで、愛する人の姿や故郷の風景を描き続けた画学生の絵は、現代の私たちに“生きること”の意味そのものを問いかける。無言館を訪れ、戦争と平和について自問自答した若手記者3人の手記と、窪島誠一郎館主の談話を紹介する。
絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 8月
『使者』
この絵は、マハトマ・ガンディーが獄中から弟子へ書き送った手紙の一節『われわれはみな一生涯、生命の借り手であり、〔それゆえに〕永久に世界に仕える義務(つとめ)があります』――から発想を得て描いたものです。