COP26事前会議 『信仰と科学』テーマにオンラインで開催 光祥次代会長がスピーチ
今年11月に英国で行われる第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)に向け、世界の諸宗教者や科学者による事前会議が2月25日にオンラインで開催された。テーマは『信仰と科学――COP26に向けて』。立正佼成会の庭野光祥次代会長が参加し、宗教指導者の一人として英語でスピーチした。この会議は、英国政府、イタリア政府、バチカン教皇庁の共催によるもので、全7回の開催を予定。2月4日に第1回が行われ、今回が2回目となる。
本会一食平和基金 令和3年度運営計画を発表 国内外の事業に2億3383万円
立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、令和3(2021)年度の運営計画を発表した。今年度の予算として2億3383万6000円を計上し、全10分野で事業を行う。昨年度と同様、同委員会の中期運営計画(2018~23年)を基に、「貧困(飢餓)の解消」「教育・人材育成」を重点2分野とした。このほか、地球的規模の課題に取り組むため、NGOなど諸団体の連携を促す「ネットワークの強化」にも力を注ぐ。
新宗連第31期第3回理事会 今年度の事業計画・予算など審議
新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第31期第3回理事会」が2月25日、オンラインで開催された。理事、監事、評議員、委員会・機関代表者、総支部役員ら44人が参加。立正佼成会から庭野光祥次代会長(新宗連理事)、國富敬二理事長(同常務理事)、澤田晃成総務部部長(同評議員)が出席した。
佼成学園中・高の生徒が社会貢献 オリジナルグッズを販売し収益を献金
「コロナ禍での社会貢献に」――この願いを合言葉に、佼成学園中学・高等学校の生徒たちは昨年12月から、ウェブサイトでのオリジナルグッズのチャリティー販売を行っている。
ミャンマー国民の願いを暴力で抑圧しないように――教皇
ミャンマー国軍のクーデターに対する市民や諸宗教者の抗議デモが続くミャンマー。2月28日、治安部隊がデモの群集に向けて発砲した。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の発表によると、少なくとも18人が死亡、30人以上が負傷し、2月1日のクーデター発生以来、最大の惨事となった。
バチカンから見た世界(103) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
教皇のイラク訪問を前に
ローマ教皇フランシスコは、3月5日から8日までイラクを訪問する。70人ほどの国際記者がバチカンで新型コロナウイルスワクチンの接種を受け、随行する。2人の日本人記者も含まれている。滞在中、イスラーム・シーア派の最高指導者であるアヤトラ・アリ・シスタニ師と懇談する予定になっている。国内だけでなく、湾岸諸国のシーア派ムスリム(イスラーム教徒)から敬慕されている宗教指導者だ。
大聖堂で「涅槃会」 釈尊の教え、深くかみしめ (動画あり)
「自灯明、法灯明」の教えを基に釈尊入滅の意義をかみしめ、仏教徒として精進の決意を新たにする立正佼成会の「涅槃会(ねはんえ)」が2月15日、大聖堂(東京・杉並区)で行われた。新型コロナウイルスの感染防止対策として会員は参集せず、式典の動画がインターネットでライブ配信(会員限定)された。
駐日ウズベキスタン大使が来会 國富理事長と懇談
ウズベキスタンのガイラト・ファジロフ駐日大使が2月17日、立正佼成会を訪れ、事務庁舎応接室で國富敬二理事長と懇談した。和田惠久巳・総務部副部長(国際宗教協力専任部長)が同席した。
アフリカへ毛布をおくる運動 本会が今年の参加を見送る
立正佼成会は新型コロナウイルスの流行の収束が見通せないため、今年の「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)への参加を見送ることに決めた。
コロナ禍での宗教の役割とは 国際宗教研究所がオンラインでシンポジウム
『新たな感染症の時代における宗教』をテーマに、公益財団法人国際宗教研究所による公開シンポジウムが2月20日、オンラインで行われた。約200人が参加した。