「朔日参り(布薩の日)」式典で庭野会長が「お言葉」 感動を精進の糧に
立正佼成会の「朔日(ついたち)参り(布薩=ふさつ=の日)」式典が8月1日、東京・杉並区の大聖堂で行われ、庭野日鑛会長が「お言葉」を述べた。式典の模様はインターネットの動画共有サイトを使って、全国の会員に向けてライブ配信された。
佼成学園高ソフトテニス部の2ペア インターハイ出場
「令和3年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)ソフトテニス競技大会」が、7月28日から8月4日まで石川県で開催され、男子個人戦に佼成学園高校ソフトテニス部の林星汰・三浦瑠斗ペア、増田颯太・稲林健人ペアが東京都代表として出場した。
東京オリンピックの陸上男子走り高跳び、イタリアとカタールの2選手が金メダル(海外通信・バチカン支局)
東京オリンピックの陸上男子走り高跳びの決勝が8月1日、オリンピックスタジアム(新国立競技場)で行われ、カタールのムタズエサ・バルシム(30)と、イタリアのジャンマルコ・タンベリ(29)の2選手が大会側と協議し、共に金メダルを獲得した。
【特別インタビュー 第38回庭野平和賞受賞者 昭慧法師】多様性を尊び、分かち合う世界を目指して
「第38回庭野平和賞」を受賞した台湾の尼僧・昭慧(チャオフェイ)法師。全ての生命が尊ばれる世界を願い、動物の保護や人権擁護、男女平等の推進、賭博の禁止、死刑廃止など、さまざまな社会運動に取り組んできた。師である印順導師が説いた「人間(じんかん)仏教」に基づき、現代社会の問題解決を図ろうとするものだ。6月3日、台湾と日本をオンラインでつなぎ、昭慧法師に、庭野平和財団の庭野浩士理事長がインタビューした。テーマは、『多様性を尊び、分かち合う世界を目指して』。30年にわたる取り組みに通底する信念を紹介する。(文中敬称略)
共生へ――現代に伝える神道のこころ(6) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部准教授)
少子高齢化の進行と過疎化に伴い、地域の宗教施設が直面する課題
現代の日本は少子高齢化が進行しており、同時に地方では過疎化の問題が深刻化している。厚生労働省が毎年九月に発表する人口動態調査の直近の概況では、一昨年の新規出生数が前年比で5万3161人減少して、過去最少の86万5239人であったという報道がなされた。小生は大学教員でもあるので、後に子供たちを学生として受け入れることになる大学側の立場としては、特にコロナ禍の中にあって昨年一年間の新規出生数が今年の発表から、今後どのように変化してゆくのか、18歳人口の増減とともに気になる話でもある。
唯仏与仏(87) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話
何か不都合な問題に直面したとき、だれしも自分の非は認めず、まわりのせいにしたがるものです。そして、そういう発想が不幸せを招いていることに気がつかないのです。ところが、「すべて自分」と受けとめると、逃げ腰になってはいられません。そして、「仏さまは、乗り越えられない問題は出されない」と信受すれば、その問題に積極的に対処できます。つまり、逆境であればあるほど、その「縁」によって自分の日ごろのあり方が反省できて、自分を深めていけるのです。
内藤麻里子の文芸観察(23)
ベストセラーとなった『神様のカルテ』(2009年)で知られる夏川草介さんは、長野県在住の現役医師でもある。そんな夏川さんの『臨床の砦』(小学館)は、自身が直面したコロナ診療の実態を看過できず、“緊急出版”した小説だ。ここに至って過去最多の感染者を出している現状に、物語から大きな警鐘が鳴り響いてくる。
TKWO――音楽とともにある人生♪ テナートロンボーン・石村源海さん Vol.1
日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。今回は、楽団最年少であるテナー・トロンボーン奏者の石村源海さん。トロンボーンを初めて目にした時の印象や、本格的に音楽に目覚めた高校生までの思い出を聞いた。
法輪閣での杉並区のワクチン接種 夜間の利用が可能に 勤労世代に対応
立正佼成会が東京・杉並区の要請を受けて貸し出し、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場として活用されている法輪閣第五会議室の利用(接種)時間が、7月31日から延長されることになった。これまでは午前10時から午後3時40分までだったが、午後7時40分まで利用可能(要予約)となる。