えっ、これも仏教語!?(53) 【こんりんざい】金輪際

『阿毘達磨倶舎論(あびだつまくしゃろん)』には、仏教の宇宙観が記されています。

これによると、虚空の中に「風輪」という気体の層があり、その上に「水輪」という層が載っていて、さらにその上には「金輪」という層があるとされ、金輪の上には、海や大地があります。

金輪の底で、水輪との境目を「金輪際」と言い、そこは地上に住む人間から見て「最果ての場所」であることから、転じて「物事の最後・極限」を表す言葉になりました。

現在では「どんなことがあっても」「とことん」という意味で用いられています。