令和4年「大学縁祭」 『縁に気づき 縁に触れる』をテーマに開催
『縁に気づき 縁に触れる』をテーマに、令和4年「大学縁祭」(立正佼成会青年ネットワークグループ主管)が昨年12月17、18日にオンラインで開催された。一昨年までの「全国大学生リーダー教育」から名称を変更したもので、全国の大学生ら36人が参加した。
KCRPのソン代表会長らが来会 國富理事長と懇談
昨年12月22日、韓国宗教人平和会議(KCRP)のソン・ジンウ代表会長=儒教成均館館長=はじめ一行7人が東京・杉並区の立正佼成会本部を訪問し、法輪閣で國富敬二理事長と懇談した。チョ・ソンレ中央委員、キム・テソン事務総長らが同行、和田惠久巳総務部部長、篠原祥哲・世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会事務局長、WCRP/RfP国際委員会で事務総長のシニアアドバイザーを務める根本昌廣氏が同席した。
佼成学園アメフト部 クリスマスボウルで接戦制し5度目の全国制覇
「第53回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会」決勝戦(クリスマスボウル)が昨年12月25日、兵庫・神戸市の王子スタジアムで観衆約1600人を集めて行われ、佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」(関東代表)が大阪産業大学附属高校「ファイティングエンジェルス」(関西代表)を30対27で下して、2年ぶり5回目の全国制覇を成し遂げた。安藤杯(最優秀ラインマン賞)には佼成学園ディフェンスライン(DL)の下関凌真選手(2年)、三隅杯(最優秀バックス賞)には同ランニングバック(RB)の蓑部雄望選手(3年)がそれぞれ選ばれた。
名誉教皇ベネディクト十六世の葬儀(海外通信・バチカン支局)
終わりを告げた“2教皇の共存”
昨年12月31日に逝去した名誉教皇ベネディクト十六世の葬儀が1月5日、バチカン広場でローマ教皇フランシスコの司式により挙行された。ミサの司式は、膝に疾患のある教皇の名代として、枢機卿団団長のジョバンニ・バッティスタ・レ枢機卿が担当。枢機卿130人、司教400人、司祭3700人が合同司式した。バチカン広場には信徒5万人が参集し、立正佼成会から川本貢市時務部部長が庭野日鑛会長の哀悼のメッセージを携えて参列した。
大人が学ぶ 子どもが自分も相手も大切にできる性教育(1) 文・一般社団法人ソウレッジ代表 鶴田七瀬
『私と性教育』
みなさん初めまして、鶴田七瀬と申します。私は一般社団法人ソウレッジという会社の代表で、「性知識を知らなかった、できなかったで心が挫(くじ)けない社会をつくる」ことを目標に、性に関するさまざまな知識を社会に広める仕事をしております。
利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(69) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
政治的混乱
安倍晋三元首相の国葬が終わってからも、政治の混乱が続いている。政権の支持は続落し、相次いで三人の閣僚が辞任した。一人目の経済再生担当大臣はカルト的宗教との密接な関係が露呈した。二人目の法務大臣は、死刑という人の生死の与奪の権を握っているにもかかわらず、生命の重みに対する識見のなさが指弾された。三人目の総務大臣は、政治資金を所轄する責任者であるにもかかわらず、自らの政治資金問題が次々と露呈した。これらに見られるのは、政治的汚濁そのものだ。
忘れられた日本人――フィリピン残留日本人二世(5) 写真・文 猪俣典弘
「助けて」と言える社会は、「つながる力」のある社会
国民の約90%がキリスト教徒であるフィリピン
フィリピンでは国民の約9割がキリスト教徒のため、クリスマスを喜びに満ちた特別な日と受けとめます。イエス・キリストという大いなるプレゼントが世界にもたらされたことをみんなで祝い、喜びを分かち合う――この「分かち合い」の精神こそが、フィリピン社会の底力となっているのです。
長期化するウクライナ侵攻に涙を流す教皇(海外通信・バチカン支局)
ローマ教皇フランシスコは12月8日、ローマ市内のスペイン階段付近にある「無原罪の聖母マリア像」に赴き、像の片腕に花輪を捧げ、崇敬の意を表した。
共生へ――現代に伝える神道のこころ(22) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)
日本の神々と人と馬の関係性――社会を支え、神を乗せる貴重な存在
かつて、ある神社の宮司さんと談笑していた際、「私はまもなく80歳を迎えるが、例祭ではいまだに装束姿で馬に乗っているんだよ」とおっしゃっていたのを思い出した。この言の通り、各地の神社では時折、祭礼行事にて馬に騎乗した神職らの姿を見ることがある。