「イタリア大統領らがイランでの抗議運動者に対する死刑執行を非難」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
イタリア大統領らがイランでの抗議運動者に対する死刑執行を非難
イタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領は1月11日、イランの駐イタリア新任大使であるモハマド・レツァ・サブーリ氏から信任状を提出された時、イタリアが尊重する関係国とその制度には「人権侵害という超えられない限界がある」と発言した。さらに、イタリア政府と大統領自身が「イランで続く政府への抗議運動に対する野蛮な抑圧、多くの抗議運動者に対する死刑の執行、不当な拘束への弾劾を表明」し、「民衆の蜂起に対する暴力を即刻、停止するように」とのメッセージを、イラン政府に向けて発信した。イタリア大統領府は同日、同大統領の発言を公式声明文として発表した。
忘れられた日本人――フィリピン残留日本人二世(6) 写真・文 猪俣典弘
「世界で最も美しい島」パラワンに残留した日本人の末裔たち
パラワン島に刻まれた虐殺の歴史
世界で最も美しい島と評されるフィリピンのパラワン島。南北400キロにわたる細長いこの島は、大自然が手つかずの姿で残ることから“フィリピン最後の秘境”と称され、世界中から観光客が訪れます。しかし、この美しい島には悲しい虐殺の歴史があり、戦後長らく多くの残留日本人二世たちが無国籍のまま取り残されていたことは、近年までほとんど明かされませんでした。
共生へ――現代に伝える神道のこころ(23) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)
天候の黒子として雨や熱を運ぶ「風」に感謝し 農耕の無事を神々に祈る
あくまでも個人の主観だが、伊勢地方は他の地域に比べて風がよく吹く印象がある。初めて伊勢を訪れたのが、寒風すさぶ一月末のことで、冬の季節風が吹く時期であったためかもしれない。「神風の」は伊勢を示す枕詞。伊勢は海に面しており、現在では津市の山間部に日本最大級の出力を誇る風力発電所があるほど、地理的にも風が吹き抜けやすい地形にある。とはいえ、「神風の伊勢」とは言い得て妙だと思ったのもその時であった。
大聖堂で令和5年次「元旦参り」 庭野会長が年頭誓願文を奏上
新たな年を迎えた1月1日朝、立正佼成会の令和5年次「元旦参り」が大聖堂(東京・杉並区)で開催された。式典の様子はインターネットの動画共有サイトを通じてライブ配信(会員限定)され、会員たちは各家庭で読経供養に臨んだ。
庭野会長が大宮八幡宮に参拝 鎌田宮司とあいさつ
庭野日鑛会長は1月1日午前、東京・杉並区の大宮八幡宮(鎌田紀彦宮司)に参拝した。國富敬二理事長、千葉和男杉並教会長(東京教区長)、庭野皓司氏が同行した。同宮は立正佼成会本部周辺の氏神にあたる。
庭野会長が「釈迦牟尼仏ご命日(布薩の日)」式典で法話 日々学びと実践による成長を
立正佼成会の「釈迦牟尼仏ご命日(布薩=ふさつ=の日)」式典が昨年12月15日、大聖堂(東京・杉並区)で行われた。杉並、中野両教会の会員が新型コロナウイルスの感染防止策を施して参加したほか、式典の模様がインターネットでライブ配信(会員限定)された。
『学林創設のビジョンと未来を創造するリーダー育成』をテーマに 学林公開イベント
『学林創設のビジョンと未来を創造するリーダー育成』をテーマに、立正佼成会学林による公開イベントが昨年12月8日、広島教会道場で開催された。学林創設の精神を知ってもらい、世界平和に貢献するリーダー育成の一助とすることが目的。当日の様子は同教会会員らにオンライン配信された。