気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(12) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

サンカーンがはっきりしてきたね!――元お坊さんの子育て目線

3歳9カ月になる息子は、大のお父さんっ子だ。私が出掛ける際にはほとんど泣かないのに、夫が一人で出掛けようとするとすぐに察して、「ポー(おとうさん)」と言いながら、一目散に追い掛けていく。

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全ての子がスペシャル 一人ひとりに目を向ける「特別支援教育」の理念を今こそ 関西国際大学教育学部教授・中尾繁樹氏

特別支援教育の専門家として、これまで3000校以上の小・中・高等学校を訪問し、40万人以上の子供たちと会ってきました。一人ひとりが何につまずいているか、どんな接し方をしたらいいかを理解し、先生や親にアドバイスをする仕事を20年以上続けています。

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佼成学園高3年の井川さん アブラムシの生態研究が高く評価され、科学コンテスト「ISEF」の日本代表に

佼成学園高校3年の井川恭平さん(18)はこのほど、アブラムシの生態や遺伝子に関する研究論文が高く評価され、高校生を対象にした世界最大規模の科学コンテスト「インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)」の日本代表に選ばれた。同校の生徒が選出されたのは今回が初めて。井川さんは5月に渡米し、ペンシルベニア州ピッツバーグで開かれる同コンテストで、『アブラムシの種分化と寄主植物』と題する研究発表を行う。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 1月の法話から

1月に行われた大聖堂での式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋してまとめました。また、昨年12月15日の式典での法話を追記します。(文責在編集部)

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(9)

子だくさんのソーナー

若い尼僧たちにまじってコツコツと修行に励む一人の老女がいました。高齢であるため目立ちましたが、修行僧としては一目置かれる存在ではありませんでした。むしろ、同僚たちから軽んじられている気配もありました。「子だくさんのソーナー」。そう呼ばれていましたが、愛称というよりもそこにはやや軽蔑の響きがこもっていました。

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『日本の格差対策への提言』と題して オックスファム・ジャパンが公開シンポジウム

国際協力NGO「オックスファム・ジャパン」による公開シンポジウム「日本の格差対策への提言――格差縮小コミットメント指数から見た世界の取り組みとの比較から」が1月27日、慶應義塾大学(東京・港区)で行われた。市民45人が参加した。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ フルート・前田綾子さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。今企画の6人目に登場するのは、ソリストとして、また、指導者としても活躍するフルート奏者の前田綾子さん。初回は、フルートを始めたきっかけや、音楽とは別の道を歩もうとしていた過去に触れる。

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「寒修行」終盤 真冬の列島各地 心を寄せ合い

「寒中読誦(どくじゅ)修行」(寒修行)が1月20日から2月3日までの15日間、大聖堂をはじめ、全国各教会、地域道場などで行われている。会員たちは、『法華三部経』全巻を読誦し、一年の誓願を立てた。

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本会一食平和基金「平成30年度運営計画」 貧困の解消などに3億1572万円

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、平成30年度の運営計画を発表した。本年度の予算総額として、3億1572万5000円を計上し、全10分野で事業を実施する。このうち、「貧困(飢餓)の解消」「教育・人材育成」を重点分野とした。また、今回の特徴として、同運営委員会が新たに策定した中期運営方針(2018~23年)に沿い、複雑化する社会問題を効果的に解決するため、NGOなどの団体同士の協力を支援する「ネットワークの強化」を今後の重要な取り組みに掲げた。

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佼成学園が春の甲子園補欠校に 夏に向け気持ち新たに

「第90回記念選抜高校野球大会」(主催・日本高校野球連盟、毎日新聞社)の出場全36校が1月26日に発表された。佼成学園高校は50年ぶり2回目の同大会出場を期待されたが、選ばれず、補欠校になった。同校野球部は昨秋の都大会で準優勝し、都高野連から同大会21世紀枠での出場を推薦されていた。

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