佼成学園が春の甲子園補欠校に 夏に向け気持ち新たに
「第90回記念選抜高校野球大会」(主催・日本高校野球連盟、毎日新聞社)の出場全36校が1月26日に発表された。佼成学園高校は50年ぶり2回目の同大会出場を期待されたが、選ばれず、補欠校になった。同校野球部は昨秋の都大会で準優勝し、都高野連から同大会21世紀枠での出場を推薦されていた。
同日、報道陣の取材に対して、榎並紳吉校長は、「出場には至りませんでしたが、選手たちはこれをバネにして、さらなる精進を重ねてくれると信じています」と期待を述べた。また、同校野球部の藤田直毅監督は、「今回、選手一人ひとりの胸に、『自分たちは甲子園を狙えるんだ』という気持ちが大きく膨らんだと思います。プレーだけでなく日常生活の細部にまでしっかりと心を配ることの大切さを伝え、夏の大会に向けて力をつけていきたい」と語った。