6月29、30日 近畿を会場に開催 「壮年(ダーナ)総会」に向け、準備進む 全国の壮年部員約500人が近畿支教区11教会へ
本年次の「壮年(ダーナ)総会」が6月29、30の両日、初めて近畿を会場に開催される。テーマは『壮年布教!! 感動「相」方向 ~でけへんはいわヘン~』。総会では全国の壮年部員約500人が、近畿支教区11教会で地元の壮年部員と共に布教(手どり修行)に取り組み、信仰の喜びを分かち合う。現在、実行委員会(各支教区の壮年代表で構成)を中心に総会の準備が進められ、受け入れにあたる近畿支教区の各教会でも、全国の壮年部員を迎える態勢を整えている。
心の悠遠――現代社会と瞑想(3) 写真・文 松原正樹(臨済宗妙心寺派佛母寺住職)
マインドフルネスと禅
ここ数年の間で日本でもよく耳にするようになった「マインドフルネス」は、仏教から宗教色が排除されたアメリカ発祥の瞑想(めいそう)法などとも紹介され、逆輸入のような形で日本にもブームをもたらした。
バチカンから見た世界(80) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
紛争解決できない国際外交に人類の友愛を――バチカンとWCC
聖地(イスラエル、パレスチナ、ヨルダン)のカトリック司教たちはこのほど、「キリスト教諸教会と霊的指導者(諸宗教指導者)たちが平和への新しい道を示すように」と訴える声明文を発表した。
気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(28) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)
疲れない、疲れさせない旅の秘訣――旅も人生も軽やかに
先月に引き続き今回も、ゴールデンウイーク中に行ったタイのお坊さまの来日ツアーについて記したいと思う。森の寺スカトー寺、および瞑想(めいそう)修行場「ウィリヤダンマ・アシュラム」で修行を続けられているスティサート師とサンティポン師。お坊さまお二人を含む総勢10人の旅だ。自主企画で、私は旅の計画から、関係者との打ち合わせ、ガイド、通訳、レンタカーの運転手までの全てを担い、10日間フル稼働だった。やらなければならないことばかりの旅。しかし、私が常に感じていたのは「なんて疲れない旅なんだろう!」ということだった。これまで私は、何度も旅を企画したり、旅の要請に応じて受け入れたりしてきたが、今回ほど、忙しいのに楽な旅はなかった。
唯仏与仏(46) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話
いつもお話しするように、「方便品(ほうべんぽん)」に、「我本誓願(われもとせいがん)を立(た)てて 一切(いっさい)の衆(しゅ)をして 我(わ)が如(ごと)く等(ひと)しくして異(ことな)ることなからしめんと欲(ほっ)しき」というお言葉があります。
TKWO――音楽とともにある人生♪ バリトンサクソフォン・栃尾克樹さん Vol.1
日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。今回は、バリトンサクソフォン奏者の栃尾克樹さん。40歳でTKWOに入団するまでの経緯を聞いた。
ちょっと軽く、ストレッチしてみましょう(12)最終回 加瀬剛(スポーツトレーナー、佼成学園高アメフット部ヘッドトレーナー)
「体幹を鍛えることで当たり負けない体をつくる」をモットーに、佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」の全国大会3連覇に貢献したスポーツトレーナー加瀬剛氏。日頃は、接骨院の院長として、多く人のケアに当たっている。体の構造を知り、毎日をしなやかに過ごすにはどうすればいいか――体の専門家としてアドバイスする。(※ケアの方法を動画で紹介)
「説明できない悲劇」とケベックのカリタス修道女会(海外通信・バチカン支局)
5月28日に神奈川・川崎市多摩区でスクールバスを待つ私立カリタス小学校(カトリック)の児童ら20人を刃物を持った男が襲った殺傷事件は、カリタス学園の設立母体があるカナダでも報じられた。