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新宗連「第33回教団人セミナー」 活動の社会的・宗教的役割を整理

新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第33回教団人セミナー」が3月17日、オンラインで開催された。テーマは『新宗連の今後の活動について』。加盟教団の役職者約30人が参加した。立正佼成会から庭野光祥次代会長(新宗連理事)、國富敬二理事長(同常務理事)らが出席した。

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立正佼成会一食平和基金 令和4年度運営計画を発表 「貧困(飢餓)の解消」「教育・人材育成」など全10分野で展開 一乗精神に基づく共生社会の実現に向け

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、中期運営計画(2018~2023年)に基づき、令和4年度の運営計画を発表した。予算総額は2億3891万6000円。一乗精神に基づく共生世界の実現に向け、 重点2分野の「貧困(飢餓)の解消」「教育・人材育成」をはじめ全10分野で事業が展開される。さらに、地球的規模の課題の解決を目指し、NGOや国際機関、行政などの団体間の連携を促す「ネットワークの強化」にも力を注ぐ。

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WCRP日本委 元カンボジア難民のヴァンナック氏の書籍を出版

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会はこのほど、「WCRP創設50周年記念事業」の一環として、元カンボジア難民のノウン・ヴァンナック(通称:プノム)氏の著書『私の夢とWCRP――カンボジアから未来へ』を出版した。同書には、ヴァンナック氏と同日本委との縁、平和への願いなどがつづられている。

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〈ひと〉ACRP事務総長に就任した篠原祥哲さん(50)

昨年10月、東京で開催されたアジア宗教者平和会議(ACRP)の第9回大会で、事務総長に選任された。日本人として4人目の就任で、現在務める世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会事務局長との兼任になる。「宗教者の立場でアジアに山積する諸問題の解決を目指し、全身全霊を傾けて役を果たしていきたい」と情熱をたぎらせる。

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新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(45)

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、家族やサンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、福井教会壮年部長です。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(61) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

ロシアのウクライナ侵攻

コロナ禍がなお続く中、2月24日にウクライナへのロシアの侵攻が生じて世界が震撼(しんかん)している。理由はともあれ、ロシア一国の判断による他国への武力侵攻は国際法違反に他ならず、これを許したら、世界に戦争が次々と起こりかねない。ナチス・ドイツのポーランド侵略を想起させる深刻な事件であり、それが第二次世界大戦の起点となったように、世界大戦への導火線になることすら憂慮される。

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バチカンの平和外交とロシアの我田引水(海外通信・本紙バチカン支局)

ロシアのプーチン大統領は3月18日、モスクワのルジニキ・スタジアムで「クリミア併合」の8周年を祝う集会を開いた。クリミア併合を国際社会は認めていないが、プーチン大統領は参加した約20万人の聴衆に対し、「私たちは、何をなすべきか、正確に知っている。どのようにして、誰を相手にしてか、だ」と発言した。

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一人ひとりが「志」を持ち、いろいろな「優秀さ」が並び立つ社会を 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院長・上田紀行氏

近年、大学の学生たちの気質が変わってきました。特に感じるのは、自分は人からどう見られているのかと、周囲の評価ばかり気にする学生が増えたことです。「人から変な人だと思われたくない」「人に受け入れられたい」――そう思って、なるべく自分の個性を出さないようにするあまり、〈自分は本当はどんな人間なのか〉〈この一生で何をやりたいのか〉といった、とても大切なことを見失っているように思います。

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国内外の教会・拠点の会員たちが、「ウクライナ紛争 平和祈願ならびに犠牲者慰霊のための通読供養」をオンラインで実施

日本時間の3月13日午後5時から14日未明まで、国内外の立正佼成会各教会や拠点などをオンラインでつないで心を一つに読誦(どくじゅ)する「ウクライナ紛争 平和祈願ならびに犠牲者慰霊のための通読供養」が行われた。26カ国30の教会・拠点の会員たちが順番に導師をつとめ、『法華三部経』全巻を読誦するもの。本会ローマセンターとロンドンセンターの呼びかけによるもので、世界各地の会員ら1万5000人以上が参加した。

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東日本大震災から11年 各教会の取り組み

東日本大震災の発生から3月11日で11年を迎えた。被災地を包括する立正佼成会の各教会ではこれまで、犠牲者を追悼する慰霊供養が続けられてきた。釜石、石巻、仙台、原町、平、磐城教会などでは、今年も11日を中心に、教会道場や地域の慰霊碑、浜辺などで読経供養が行われた。会員たちは犠牲者の冥福を祈るとともに、早期の復興を祈願。被災地域以外の教会でも慰霊供養が厳修された。

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