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台湾で「第6回仏教とキリスト教シンポジウム」 社会環境や地球環境について論議深める
「第6回仏教とキリスト教シンポジウム」が4月26日から28日まで、台湾の法鼓文理學院で開催された。これに先立つ24日には輔仁カトリック大學で、29日には靜󠄅宜大學(「靜󠄅」の偏は、青)で同シンポジウムの特別プログラムが行われた。
バチカンから見た世界(16) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
平和を説く者に防弾ガラスは要らない――ローマ教皇
ローマ教皇フランシスコは4月28日朝、エジプト・カイロを訪問するためローマ空港を飛び立った。カイロ訪問に際し、教皇は、『平和のエジプトにおける平和の教皇』をモットーに掲げた。エジプトのタンタとアレクサンドリアにあるコプト正教会の2教会で爆弾テロ攻撃され、47人が犠牲となった事件から3週間後に当たっていた。
現代を見つめて(8) 生徒にとって図書室は大切な居場所 文・石井光太(作家)
生徒にとって図書室は大切な居場所
私の通っていた中学校の図書室は、いつも窓から陽が射して暖かかった。本棚にはきれいな色の背表紙が並んでいて、印刷のにおいがうっすらと漂う中で、生徒たちのひそひそ声や小さな笑い声がする。
紛争続く南スーダンからの難民に支援 本会一食平和基金
南スーダンの紛争の長期化で、同国から隣国のウガンダに逃れた難民への援助に対し、立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会は4月22日、200万円の拠出を決定した。現地での救援活動を担う国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に寄託される。
東京佼成ウインド 東京芸術劇場で第133回定期演奏会 「ピアノと吹奏楽のための協奏曲」などを披露
東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の「第133回定期演奏会」が4月29日、東京・豊島区の東京芸術劇場コンサートホールで開催された。
『望めど、欲せず――ビジネスパーソンの心得帖』(3) 文・小倉広(経営コンサルタント)
「NOと言ってもいい。ガマンしてもいい」
上司から仕事を無茶ぶりされる。横柄な言葉で傷つけられる。せっかくの提案を否定される。残念ながら、職場でもプライベートでもよくあることです。イラッときて当然と言えるでしょう。
内心の自由に関わる「共謀罪法案」をテーマに学習会 日弁連から専門家を迎え
宗教者や市民の有志による「時事問題市民学習会」(主催・同学習会)が4月28日、東京・新宿区の施設で行われた。テーマは『共謀罪とは何か――その本質と問題点を学ぶ』。26人が参加し、庭野平和財団が助成した。
【カトリック神父・後藤文雄さん】難民の子供を受け入れ、育て上げた半生
14人の子の父親であるカトリックの神父がいる――後藤文雄さんだ。35年前、インドシナ難民が発生した際、カンボジアの子供たちを里子として迎え、育て上げた。そのうちの一人の子と力を合わせ、同国に19の学校を建設し、教育支援にも尽くしてきた。現在、その半生を追った映画が製作されている。神の意思を感じて生きる後藤さんに自身の体験と、難民が急増する世界の現状に対して一人ひとりが考えておくべきことを聞いた。