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鮮やかな初夏の彩り 大聖堂の蓮が開花
大聖堂1階庭園広場(東京・杉並区)の蓮池に植生している「二千年蓮(大賀蓮)」などの蓮がこのほど、開花した。立正佼成会では2009年から、本部周辺で蓮の花が観賞できる環境を整える「ロータス・プロジェクト」がスタート。現在は、池と鉢に「二千年蓮」「白光蓮(びゃっこうれん)」「即非蓮(そくひれん)」「小舞妃蓮(しょうまいひれん)」などが植わっている。
バチカンから見た世界(21) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
火星人がいたら、彼らに福音を説く――バチカン天文台
ガリレオ・ガリレイがコペルニクスの地動説を支持し、バチカンの宗教裁判所から「異端」の判決を受けたのは1633年のことだった。だが、彼に対する裁判の見直しを試みる動きは、1823年にローマ教皇ピオ七世によって開始され、1962年から65年まで開かれた第二バチカン公会議の最後の年に、教皇パウロ六世も裁判の見直しを要請する発言を行った。
地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(8) NPO法人クレセール心の相談室(北教会が支援)
「先生、こんにちは!」「今日のおやつは何?」。東京・北区にあるJR赤羽駅から程近いビルの2階。発達障害などで療育が必要な児童や生徒を放課後に預かる通所施設「クレセール心の相談室」には、夕方になると、子供たちの元気な声が響きわたる。
スリランカ教会新道場入仏・落慶式 現地会員の布教伝道への思い実る
立正佼成会スリランカ教会の新道場が西部州ガンパハ県ワッタラ市フヌピティヤ地区に建設され、6月4日、庭野日鑛会長の名代として庭野光祥次代会長を迎えて入仏・落慶式が挙行された。式典には、宗教者や識者の来賓、会員ら375人が参集した。
庭野光祥次代会長 スリランカの上座部仏教指導者、平和活動家と懇談
立正佼成会スリランカ教会新道場の入仏・落慶式に際し、同国に滞在していた庭野光祥次代会長が6月5日午前、コロンボ県郊外にある上座部仏教の「ベランウィラ・ラジャマハ寺院」を訪問し、ベランウィラ・アヌナヤカ・テロ大僧正(スリ・ジャヤワルデナプラ大学学長)と面会した。午後には、昨年の第33回庭野平和賞(主催・庭野平和財団)の受賞団体である「和解と平和構築センター」(CPBR)の事務所を訪れ、共同設立者のディシャーニ・ジャヤウィーラ氏とジャヤンタ・セネヴィラトネ氏と懇談した。前日に行われた入仏・落慶式に、3人は、来賓として参加していた。
新宗連「信教の自由委員会」 「『組織的犯罪処罰法改正案』に関する意見書」を安倍首相に提出
公益財団法人・新日本宗教団体連合会(新宗連)「信教の自由委員会」は6月5日、本山一博委員長(玉光神社宮司)名の「『組織的犯罪処罰法改正案』に関する意見書」を発表し、同日、本山委員長が東京・千代田区の自由民主党本部を訪れ、安倍晋三首相に宛て提出した。同党の山口泰明組織運動本部長が受け取った。
ミティラー美術館の長谷川館長が本会を訪問
新潟・十日町市にあるミティラー美術館の長谷川時夫館長と、財団法人・日本国際協力システム(JICS)評議員会の松本洋会長が6月5日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、庭野日鑛会長と面会した。
現代を見つめて(10) 個々の特性に合わせた良薬を 文・石井光太(作家)
個々の特性に合わせた良薬を
若者が弱くなっていると言われている。学校で人付き合いに失敗すれば不登校になり、家で怒られれば引きこもり、会社に就職しても辞めてしまう。そんな若者が増えているのだ。
気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(4) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)
風と太陽のオフグリッド生活――不便さの中にある豊かさ
「オフグリッド」という言葉を聞いたことがあるだろうか。電力会社から送電網を引いて電力を賄うのではなく、自分たちで電気をつくってしまうという、いわば自家製電力のことだ。実は私たちが住むライトハウスは、完全オフグリッド。風力と太陽光。二つの自然エネルギーから、生活に必要な最低限の電力を賄っている。