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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(9) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

選挙結果がもたらした危険性

衆議院選挙は、与党が大勝し、議席の3分の2以上を確保した。改憲の発議が可能なので、政府はさっそく憲法改正の議論を呼び掛けた。前回の本欄で述べた通り、この選挙は「戦争か平和か、専制化か民主主義か」という岐路だったから、日本国民は戦争と専制化の道を選んだことになる。

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地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(15=最終回) NPO法人「共育ファシリテーション・プロローグ」(広島教会が支援)

不登校児童・生徒がゼロになるよう願い

不登校の小・中学生への個別学習指導のほか、集団生活が苦手な生徒が通う通信制高校の運営、引きこもる子供の自宅に出向いての学習サポートや親へのカウンセリングを実施するNPO法人「共育ファシリテーション・プロローグ」。朝10時、広島市内の雑居ビルの一室にあるフリースクールに、小・中学生数人が集まってきた。パーテーションで仕切られた席で、各自が勉強したい科目の教科書を広げ、スタッフの指導を受ける。

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佼成学園野球部 秋季都大会準優勝

「平成29年度秋季東京都高等学校野球大会」に出場した佼成学園高校野球部は、50年ぶりに決勝進出を果たし、11月5日の決勝戦で日本大学第三高校(日大三高)に敗れ、準優勝の成績を収めた。

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佼成看護専門学校の戴帽式 看護師への自覚深め

佼成看護専門学校の「戴帽式」が10月31日、セレニティホール(東京・杉並区)で開かれ、今年4月に入学した49期生36人が、式典に臨んだ。

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「庭野日敬師に学ぶ会」メンバーが本会を訪問 本部施設を見学し、式典に参加

新潟・十日町市の市民有志による「庭野日敬師に学ぶ会」(庭野雅弘会長)の会員と市民ら17人が11月1日、東京・杉並区の立正佼成会本部を訪れた。

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東京でカトリックの在家運動体・聖エジディオ共同体がイベント 本会の代表者が講演

『共通の未来を構築するために平和の道を拓こう』をテーマに、聖エジディオ共同体(本部・ローマ)主催のイベントが10月31日、東京・千代田区のイタリア文化会館で開催された。立正佼成会の会員や一般市民ら約400人が参加した。庭野光祥次代会長が出席した。

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『望めど、欲せず――ビジネスパーソンの心得帖』(9) 文・小倉広(経営コンサルタント)

対人関係の課題は過干渉にあり

アルフレッド・アドラーは「人生の課題はすべて対人関係の課題である」と言いました。私は、さらに一つ付け加えたいと思います。

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大聖堂で「壮年(ダーナ)総会」 各人が自らの役割見つめる

立正佼成会の壮年が「菩薩」としての生き方を共に見つめる平成29年次「壮年(ダーナ)総会」が、10月28、29の両日、東京・杉並区の大聖堂など本部施設を中心に開催された。全国各教会の壮年部長をはじめ、壮年リーダー733人が参集。全体会や法座などのプログラムに臨んだ。

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光祥次代会長がマラウイ訪問 HIV感染防止の取り組み視察

庭野光祥次代会長は国際会議出席のため滞在していたイタリアを離れ、10月20日から24日までマラウイを訪れた。聖エジディオ共同体(本部=イタリア・ローマ)が進める先進的研究支援によるエイズ撲滅活動「DREAM(Disease Relief through Excellent and Advanced Means)」プログラムを視察するため。事業の拠点である保健センターや分子生物学研究所、子どもセンター、保育園などを見学し、エイズ患者の家庭を訪問、現地医療スタッフやボランティアスタッフから話を聞いた。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ アルトクラリネット・新井清史さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。時に彼らの演奏指導にも取り組んでいる。本企画の第3回はアルトクラリネット奏者の新井清史さん。トランペットからクラリネットに持ち替えた経緯や、クラリネット一筋と決意した“ある出来事”を語る。

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