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ミンダナオに吹く風(20) 野山を駆け回るピックアップトラック 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)

野山を駆け回るピックアップトラック

ダバオ国際空港に降り立った訪問者たちは、スタッフに導かれて、「ミンダナオ子ども図書館」の所有する2台のピックアップトラックに分乗した。1台は日産のナバラ、もう1台はトヨタのハイラックス。いずれも四輪駆動車だ。

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法華経のこころ(15)

人間の生き方の究極の境地が示された法華三部経――。経典に記された一節を挙げ、記者の心に思い浮かんだ自らの体験、気づき、また社会事象などを紹介する。今回は、「提婆達多品」と「薬草諭品」から。

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紛争地域での平和構築とは WCRP/RfP日本委がフィリピンで「平和と和解のためのファシリテーター養成セミナー」

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会・和解の教育タスクフォースによる「平和と和解のためのファシリテーター養成セミナー」が9月3日から8日まで、フィリピンで開催された。立正佼成会の庭野光祥次代会長(同日本委理事)を含む和解の教育タスクフォース運営委員の宗教者をはじめ研究者、学生19人が参加した。滞在中、一行は40年以上にわたり紛争が続くミンダナオ島を訪れ、紛争和解と平和構築に取り組むNGO職員や宗教者から対話の技法や心構え、諸宗教対話の重要性を学んだ。

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普門館とわたし(4)

普門館にまつわる思い出やエピソードを「普門館とわたし」として募集したところ、貴重な体験が投稿として寄せられています。編集部に届いた投稿を随時掲載していきます。第4回は、親子で普門館のステージを踏んだ「あきころ」さんと、高校時代を吹奏楽に捧げた「神野竜太郎」さんの投稿です。(タイトルは編集部)

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日中韓仏教友好交流会議 三国から300人集い、本会神戸教会で開催

「第21回日中韓仏教友好交流会議 日本大会」(主催・日中韓国際仏教交流協議会)が9月12日、神戸市の立正佼成会神戸教会で行われた。インドから、中国を経て朝鮮半島、そして日本に渡った仏教伝播(でんぱ)の歴史を顧み、日本、中国、韓国の仏教徒の交流を図ることが目的。日本での開催は7回目で、三国から約300人が参集した。本会から、同協議会常任理事で事務局参与の澤田晃成総務部部長、同常任理事の佐藤益弘京都教会長らが出席した。

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おもかげを探して どんど晴れ(7) 文・画 笹原留似子(おもかげ復元師)

「幽霊と妖怪」

お看取りに立ち会わせて頂くことが多くなりました。「幽霊になって、会いたい人に会えるかな?」。時に、死を迎える人がそう話してくださることがあります。遺(のこ)されたご家族は「幽霊でも良いから会いたい」と強く願うことが多いのです。

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現代を見つめて(29) 被災地に情報を 文・石井光太(作家)

被災地に情報を

北海道胆振(いぶり)東部地震が起きた日、偶然にも私は札幌のホテルに滞在していた。深夜三時八分、突如大きな振動に襲われた。ホテルはきしみながら揺れ、私は振り落とされまいとベッドにしがみつくので精一杯だった。ようやく揺れが収まったと思うと、停電によって北海道全域は闇に閉ざされた。

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北海道地震 道庁からの支援要請受け、本会会員が災害ボランティア

「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」で甚大な被害を受けた厚真(あつま)町、むかわ町で9月11日から14日まで、立正佼成会北海道支教区の各教会に所属する会員がボランティア活動を行った。この活動は、9日に北海道庁からの支援要請を受けて実施されたもの。4日間で延べ133人の会員が参加し、避難所の清掃や炊き出しなどに当たった。

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唯仏与仏(16) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

いま、人類にとって最大の問題は、地球環境の危機です。これを解決しなければ、そう遠くない将来に地球も人類も破滅するだろうと危惧(きぐ)されています。それを解決するのは何かといえば、とくに先進諸国の人びとの「貪欲(とんよく)」を抑制することです。「物質的にもっと繁栄したい」「もっと安楽に、もっと便利に生活したい」という「貪欲」が、現在のような環境危機を生み出したのです。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ トランペット・ガルシア・安藤真美子さん Vol.3

出産によるブランクを乗り越え、ガルシア・安藤真美子さんは今、育児と演奏家の両立を果たし、充実した日々を過ごす。ギタリストの伴侶と新たな音楽活動にも挑戦している。音楽への思い、そして若い人に向けた上達のための練習の秘訣(ひけつ)を紹介する。

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