大輪が咲くように 蓮の植え替え作業を実施

鉢に残った、枯れた茎や根を取り除く本部職員。暦では春だが、水はまだ冷たい

立正佼成会の大聖堂1階庭園広場(東京・杉並区)で3月8日、本部職員による蓮の植え替え作業が行われた。

厳しい寒さが終わり、春の訪れを感じる3月に、蓮の新しい芽が顔を出す。芽が伸びやすく、美しい大輪が咲くように、この時期に手入れが必要になる。

蓮根を丁寧に扱い、植え替え

蓮を管理している管財施設グループの楢崎浩伸主幹は、「3月といってもまだ外は寒く、水も冷たい中での作業ですが、これをやっておくと花の咲き方が全然違うんです。参拝者の皆さんに喜んでもらえるように、一つ一つの作業を丁寧に、美しく咲きますようにと愛を込めて取り組ませて頂きます」と話す。

この日は、本部職員30人が、62に及ぶ蓮の鉢と、池に残る枯れた茎や根を取り除き、花を咲かす蓮根(地下茎)を選定して、植えつけた。蓮の花は7~8月が見頃。成長した桃色や白の花々が参拝者を迎える。