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男たちの介護――(16) 遠距離の老老介護 母と穏やかな時間を過ごすために
連れ合いを亡くした母親を案じ
携帯電話の着信音が鳴った。「お父さんが入院した」。平成23年春、仲田惠三さん(71)は、母親のきよさん(92)からの知らせに「すぐに行く」と返答ができなかった。父親の政夫さんは、インフルエンザの予防接種後、風邪をこじらせ、肺炎を患ったという。気がかりでないといえば嘘(うそ)になる。だが、地元の地区役員の仕事で毎日、予定が詰まっていて、駆け付けることはできなかった。
アフリカ南東部のサイクロン被害 本会一食平和基金から緊急拠出
立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会は4月5日、アフリカ南東部のモザンビーク、マラウイ、ジンバブエの3カ国を襲ったサイクロン「イダイ」の被害に対し、合計200万円の緊急支援を決定した。現地で救援活動を行う共同体開発キリスト教協会(ACRIDEC)に100万円、聖エジディオ共同体に100万円を寄託する。
【東京東支教区】 教会発足60周年記念式典
立正佼成会東京東支教区の教会発足60周年記念式典が4月21日、大聖堂(東京・杉並区)で行われ、8教会から約4300人が参集した。式典では、各教会代表16人による奉献の儀、読経供養に続き、墨田教会少年部長(38)、葛飾教会支部青年婦人部長(38)が体験説法を行った。
スリランカ連続爆破テロ 事件に対し世界の宗教指導者が声明(海外通信・バチカン支局)
4月21日、スリランカの最大都市コロンボやその郊外のキリスト教教会、ホテルなどの6カ所で連続爆破テロが発生し、350人以上が犠牲になった。標的となったキリスト教の教会では、キリストの復活を祝う「復活祭」の行事が執り行われていた。
WCRP/RfP日本委「フクシマコミュニティづくり支援プロジェクト」 2018年度第4期支援先発表
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会はこのほど、「フクシマコミュニティづくり支援プロジェクト」の2018年度第4期支援先を発表した。
熊本地震3年 熊本教会で法要と復興イベント 犠牲者に慰霊の誠を捧げ、復興への思い新た
2016年4月14日と16日に、最大震度7を観測した熊本地震の発生から3年が経過した。被災地域を包括する立正佼成会熊本教会は4月15日、教会道場で「熊本地震被災者大法要」を厳修。同21日には、「熊本地震復興イベント2019」を開催した。犠牲者の追悼と復興に向けたそれぞれの取り組みを紹介する。
ACRP執行委員会 東京での第9回ACRP大会に向けて
第9回アジア宗教者平和会議(ACRP)大会を来年に控え、ACRP執行委員会が4月11、12の両日、立正佼成会の大阪普門館(大阪市)で開催された。
【東洋大学名誉教授・森章司さん】釈尊の生涯と教団の形成史 28年間の研究で明らかに
釈尊の年代史と釈尊教団の形成史がこのほど、森章司・東洋大学名誉教授を中心とする研究チーム「釈尊伝研究会」により、世界で初めて明らかになった。同研究は、立正佼成会の付置研究所である中央学術研究所の委託により行われたもの。研究チームは、今年11月に28年間の研究をまとめた刊行物を発表する予定だ。また、森氏は現在開催中の開祖記念館企画展示「お釈迦さまを支えた在家信者たち」(主催・同研究所開祖顕彰資料室)の監修を務める。森氏に、長年の研究の取り組みと、明らかになった釈尊の生涯などについて聞いた。