「ありがとう普門館」に参加して 会員の声

▼中学・高校と吹奏楽に打ち込んできた私にとって、全日本吹奏楽コンクールの全国大会が開かれていた普門館は、憧れのステージでした。全国大会出場には、あと一歩のところでかないませんでしたが、普門館が大切な場所であることは変わりません。その普門館が解体されると聞いた時は、青春の1ページがなくなるような悲しさが込み上げました。今日、憧れのステージに立つことができ、感無量です。普門館が社会に果たした功績を思うと、佼成会の会員であることを誇りに感じます。
(大阪教会・43歳・女性・支部青年婦人部長)
▼私も娘(33)も、それぞれ10代の頃に普門館で「奉献の儀」のお役をさせて頂きました。そうしたことが思い出され、胸がいっぱいです。両サイドにあるエスカレーターを見て、大勢の女子部や学生部の仲間とお役を務めた記憶がよみがえってきました。また、降誕会の「奉献の儀」に出させて頂いた娘を、両親と共に客席から見守ったことも思い出です。両親から私、そして子供たちへ、教えに出遇(であ)わせて頂いたことにご恩を感じます。
(大阪教会・61歳・女性・主任)
▼普門館が閉鎖、解体されると知り、どうしても、との思いで本部参拝に来ました。普門館の舞台に初めて上がったのは小学4年生の時。それから毎年の鼓笛フェスティバルでお世話になりました。普門館は私にとって修学旅行に行くような、わくわくする場所でした。広い客席を埋め尽くすお客さんに圧倒され、顔が上げられないほど緊張したこともありました。楽しさと緊張感を味わいながら仲間と奏でた音楽も、良き思い出です。最後に舞台に立ったのは35年前、15歳の時でした。その年、私たちの出番も最後だったので特に印象に残っています。今日、感謝を込めて、お別れを言いに来ることができました。
(名古屋西教会・51歳・男性)