えっ、これも仏教語!?

えっ、これも仏教語!?(10) 【あいさつ】挨拶

中国の宋の時代に完成した、禅宗の教本『碧巌録』に記載されている「一挨一拶(いちあいいっさつ)」に由来します。「挨」は押す、近づく、寄り添う、「拶」は迫るという意味です。

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えっ、これも仏教語!?(9) 【しょっちゅう】

「始終」「いつも」の意です。

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えっ、これも仏教語!?(8) 【だんな】旦那

サンスクリット語のダーナの音写です。正しくは「檀那」と書き、もともとは「布施」という意味ですが、日本では「布施者」「施主」を檀那と呼ぶようになっていきました。

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えっ、これも仏教語!?(7) 【ふうぜんのともしび】風前の灯

世の無常、人の命のはかなさをいったものです。「風前の燭(しょく)」「風灯(ふうとう)」ともいいます。

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えっ、これも仏教語!?(6) 【いっしんふらん】一心不乱

「一心不乱に仏を念ずれば、臨終の際には必ず阿弥陀さまがお迎えに来てくださる」という『阿弥陀経』の言葉です。

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えっ、これも仏教語!?(5) 【ちりもつもればやまとなる】塵も積もれば山となる

これも仏教にかかわることわざです。出典は、『大智度論(だいちどろん)』という論書で、その巻九十四に次のような譬(たと)えとして説かれています。

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えっ、これも仏教語!?(4) 【たりきほんがん】他力本願

「自分はなんの努力もせず、他人の力に頼って願望を成就しようとすること」などと、好ましくない意味で使われていますが、これでは、さぞ、阿弥陀さまもお嘆きのことでしょう。

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えっ、これも仏教語!?(3) 【うそもほうべん】嘘も方便

方便とは、仏の悟りに到達するための正しい手段、といった意味。『法華経』では、方便を駆使して衆生を救済する長者や名医の姿が描かれています。

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えっ、これも仏教語!?(2) 【おうびょうよやく】応病与薬

「病はさまざまあれど、名医はその病状を正確に把握し、症状に合った薬を投与する」――状況に応じた的確な対応、を言い表したものですが、人間の四苦八苦に、的確に対処する名医とは、誰あろう、われらがブッダ、お釈迦さまのことです。

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えっ、これも仏教語!?(1) 【わたりにふね】渡りに船

「ここぞと思うときや少々困っている際に、考えてもいなかった手助けや都合のいいことが、それこそグッドタイミングで舞いこむこと」ですが、「渡りに船」の出典は、なんとお経典なのです。

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