各地で活発に 皆で楽しく学び育む 少年部、学生部 夏休みの取り組み

回天碑の前で手を合わせる奥羽支教区の学生たち

夏休み期間中、立正佼成会の各教会で少年部、学生部の活動が活発に行われた。平和学習会では、学生部員らが広島、長崎、沖縄などの戦跡を訪れ、戦没者に慰霊の誠を捧げ、平和やいのちの尊さをかみしめた。また、教会道場や青梅練成道場などを会場に練成会やキャンプを実施した教会も多く、参加者は自主性や仲間との協調性を育んだ。少年部員、学生部員が朝9時の読経供養の役をつとめ、当番修行に励む教会も見られた。さらに、支教区主催の鼓笛フェスティバルも行われ、部員たちは日頃の練習の成果を存分に披露した。

平和のために祈り捧げ 奥羽支教区

奥羽支教区の「中学生平和学習」が7月26日から29日まで行われ、27人が広島、山口両県の戦跡を訪れた。

一行は27日、NPO法人「ヒロシマ宗教協力平和センター」(HRCP)の案内で、広島平和記念資料館を見学。この後、蜂須賀智子さん(HRCPメンバー)の被爆体験に耳を傾けた。蜂須賀さんは、「核兵器ほど恐ろしく残酷な兵器はありません。未来を担う皆さんには、小さなことでも平和のためにできることをして頂きたい」と期待を寄せた。

翌28日には、原爆が投下された午前8時15分に合わせ、原爆ドーム前で慰霊供養を厳修。広島平和記念公園内を巡り、「原爆の子の像」で千羽鶴を奉納した。午後には、人間魚雷「回天」の訓練基地があった大津島(山口・周南市)に移動。回天記念館や回天訓練基地跡を訪れた。

男子中学生(14)=釜石教会=は、「歴史が好きで、教科書や本で学んでいましたが、実際に現地を訪れてみると、想像していたのとは全然違い、戦争は恐ろしいものなのだと実感しました。いつか兄弟を連れて平和学習に参加し、平和について一緒に考えたいと思いました」と語った。

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