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「第34回庭野平和賞」贈呈式 諸宗教協力を通して中東和平に尽くすムニブ・A・ユナン師に
公益財団法人・庭野平和財団による「第34回庭野平和賞」贈呈式が7月27日、東京・港区の国際文化会館で行われた。受賞者は、「ルーテル世界連盟」名誉議長であり、「ヨルダン及び聖地福音ルーテル教会」(ELCJHL)監督のムニブ・A・ユナン師(66)。キリスト教の信仰を基に、全ての人に慈しみの心で接し、諸宗教対話を通して中東和平の実現に努めてきた。当日は、宗教者、識者ら約160人が見守る中、同財団の庭野日鑛名誉会長からユナン師に賞状が手渡された。
第34回庭野平和賞贈呈式 庭野日鑛名誉会長 挨拶
本日は、「第34回庭野平和賞」の贈呈式にあたり、文部科学事務次官・戸谷一夫様、日本宗教連盟理事長・芳村正德様、駐日ローマ法王庁大使・ジョセフ・チェノットゥ様をはじめ、多くのご来賓のご臨席を賜り、あつく御礼申し上げます。
第34回庭野平和賞贈呈式 ムニブ・A・ユナン師 受賞記念講演
『宗教の今日的役割』
親愛なる皆さま
本日、ここに皆さまと共にありますことを大変うれしく思っております。私は、聖地エルサレムから参りました。エルサレムは、ユダヤ教徒、キリスト教徒、ムスリム、三つの宗教の信徒にとって神聖な場所であり、イスラエル人、パレスチナ人、双方にとっては政治的にも中心となる場所です。エルサレムでは、宗教が人々の生活全般に影響を持っており、宗教に関係なく物事が決められるということは、ほとんどありません。
佼成学園高校 ソフトテニス、野球部の夏の成績
「平成29年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」のソフトテニス競技大会が7月22日から24日まで、福島・会津総合運動公園テニスコートで行われ、佼成学園高校ソフトテニス部の鈴木喜温選手、遠藤薫選手(共に3年)ペアが東京都代表として出場した。
トトロの森を目指して WCRP/RfP日本委が「いのちの森づくりプロジェクト」スタート
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会による植林活動「いのちの森づくりプロジェクト」がこのほど、スタートした。映画『となりのトトロ』の舞台となった埼玉・所沢市内の狭山丘陵の土地約1万平方メートルを借り上げ、地球温暖化対策として取り組むもの。7月23日には同日本委スタッフを含む7人が植林に備えて下草刈りを行った。
佼成学園アメフット部の活躍がNHK‐BS1の番組「スポーツイノベーション」で
佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」が、NHK‐BS1の番組「スポーツイノベーション」で取り上げられる。毎週日曜日に放送される同番組は、スポーツに秘められた「勝負のあや」やアスリートの進化を、最新のデータ技術を駆使して解き明かすスポーツドキュメンタリー。ロータスの活動が取り上げられる放送は、8月6日の予定。
庭野平和財団 平成29年度活動助成先(前期)を発表 8団体に計497万円を支援
庭野平和財団はこのほど、平成29年度前期の活動助成先を発表した。国内外から413件の申請があり、審査の結果、平和・共生に取り組む8団体に計497万1488円(1ドル=112円換算)の支援が決まった。
核兵器禁止条約の成立を受け WCRP/RfP日本委が歓迎の声明
ニューヨークの国連本部で7月7日に「核兵器禁止条約」が成立したことを受け、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は14日、杉谷義純理事長名による『核兵器禁止条約を歓迎する声明』を発表した。
〈ひと〉本会での1年間の現地調査を終え母校・マンチェスター大へ ディフェボ・アウラさん
立正佼成会の社会福祉活動を研究するため、昨年9月に英マンチェスターから来日した。本会での約1年間の現地調査を終え、来月上旬、マンチェスター大学に戻る。「佼成会の信者さんは、優しくて、他者への思いやりが深い。さまざまな社会福祉活動の根底には、信仰に基づいた慈しみの心があると分かりました」。