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学林四科合同のつどい ユダヤ教との対話

世界の宗教指導者との対話を通して、学林の使命である「実践的仏教」「宗教協力」への認識を深めることを目的に、6月22日、「学林四科合同のつどい」がオンラインで開催された。今年のテーマは『世界宗教―ユダヤ教との対話』。正統派ユダヤ教徒としてラテンアメリカ全土の宗教対話・協力をリードし、紛争や環境問題などの課題解決に取り組むエリアス・シュチトニスキ師が講義に立った。

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仏教伝道協会フィールドスタディ 仏教を学ぶ米国の学生らが本会を訪問

日本仏教はこれまで、米国での仏教研究の中で重要な役割を果たしてきた。一方で、近年は中国やチベット仏教への関心が高まっており、約20年前から日本仏教の学術的研究が減少している。

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WCRP/RfP日本委「第52回理事会」「第30回評議員会」を開催

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第52回理事会」が6月9日、京都府亀岡市の大本本部みろく会館で、また、「第30回評議員会」が同26日、京都市の京都新阪急ホテルでそれぞれ開催された。

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中央学術研究所が『大乗仏典思想叢書』第10号、第11号を発刊 仏典の理解深め仏教思想研究発展に寄与

中央学術研究所はこのほど、『妙法蓮華経』の原典(底本)研究に資するPhilosophica Mahāyāna Buddhica Monograph Series『大乗仏典思想叢書(そうしょ)』の第10号『初期仏典と初期大乗仏典―並行・類似詩脚索引―』および、第11号『梵文(ぼんぶん)法華経「ケルン・南條校訂本」ローマ字本・脚注補完第4分冊』の2点を発刊した。第10号は、同研究所学術研究室の西康友主幹と黛千洋特別研究員が共同で、第11号は西主幹が編纂(へんさん)した。

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一食とJIM-NETによるオンライン事業報告会 長谷部貴俊氏が講演

イラクには、二度にわたる戦争で使用された劣化ウラン弾の影響とみられる小児がんに苦しむ子どもが多くいる。本会一食平和基金は、そうした小児がん患者に適切な医療サービスなどを提供する特定非営利活動法人JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)の活動を支援している。6月25日、『「イラク・バスラにおける、小児がん・白血病患者支援」報告』と題して、「オンライン事業報告会」が、一食平和基金とJIM-NETの共催で行われた。これは、3月に開かれた、パレスチナ・ガザ地区での人道支援に関する報告会(既報)に続く2回目の開催。当日は、JIM-NET海外事業担当の長谷部貴俊氏が、支援の現状や活動に込めた願いを語った。

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一食平和基金 パレスチナ・ガザ地区の人道危機に緊急拠出 300万円

本会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=齊藤佳佑教務部長)はこのほど、パレスチナ・ガザ地区での大規模紛争による人道危機に対し、300万円の緊急支援を発表した。拠出金は、同地区で救援活動を展開する認定NPO法人日本国際ボランティアセンター(JVC)に寄託された。

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「教会への砲撃は人間の責任ではない/イスラエル」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

教会への砲撃は人間の責任ではない/イスラエル

イスラエル軍は7月17日、パレスチナ領ガザ地区にある唯一のカトリック教会である「聖家族教会」を砲撃し、3人の信徒が死亡した。

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バチカンでウクライナ和平会議を——教皇レオ14世(海外通信・バチカン支局)

米国のトランプ大統領は就任当時、同国主導によるウクライナ和平調停に関して楽観的な発言を行っていたが、それに反し、ロシアは今年5月以降、ウクライナへの侵攻を開始してから最大規模のドローン(無人機)、ミサイルによる攻撃を同国全土に向けて展開してきた。7月10日にはローマで「ウクライナ復興会議」が予定されていたが、ロシアは8日夜から9日にかけて、侵攻開始以来、一日の攻撃としては最多となる728機のドローンと13発の弾道ミサイルを発射して、ウクライナ全土を攻撃した。トランプ大統領が8日、停戦に応じないプーチン大統領を非難した直後だった。

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荒川教会「降誕会」から 元小学校校長が講話 いのちを輝かせよう

「若い人たちに、いのちを輝かせてほしい」――瀧川浩代教会長の願いのもと、4月6日、立正佼成会荒川教会は「降誕会(花まつり)」を開催した。読経供養では少年部員、学生部員が誓願して式衆をつとめ、説法には学生部長(24)が立った。式典で、『人は誰もが尊い』をテーマに、荒川教会会員で元小学校校長(68)が行った講話の一部を紹介する。

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ACRP執行委員会がシンガポールで開催

1976年11月、アジア宗教者平和会議(ACRP)が初開催され、シンガポールの地にアジア21カ国から約300人の諸宗教代表者が集った。それから、来年で50年ーー節目となる本大会を意義あるものとするため、ACRPの執行委員会が4月28日から30日まで、シンガポールの聖ジョセフ教会で開催された。18カ国から約50人が出席。ACRPの國富敬二監事(徳島教会長)、篠原祥哲事務総長らが参加した。

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