木更津、船橋、鹿嶋、本庄、千葉、三島、若狭、高山、津、桐生の10教会で周年記念式典

高山教会

立正佼成会高山教会は昨年、発足60周年を迎え、10月24日に記念式典を教会道場で開催した。式典の映像は会員にライブ配信された。

式典では金子貴亮教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。功労者表彰に続き、國島芳明高山市長の祝辞がビデオ映像で披露された。

この後、講話に立った園浩一教団布教相談役は、60周年に寄せた庭野会長のメッセージを引用しながら、多くの命のつながりの中で、一人ひとりが今こうして存在していることを説明。命を授かり、教えに出遇えた有り難さをかみしめ、報恩感謝の思いで布施の実践に励むことが大切と述べた。

最後に金子教会長が謝辞に立ち、「いま一度、創立の精神に立ち返り、温かく教えを伝え合えるサンガづくりを目指します」と誓願した。

津教会

昨年、発足60周年を迎えた立正佼成会津教会は、10月24日に教会道場で記念式典を開催した。式典の映像は会員にライブ配信された。

当日は片山祐希教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。続いて、青年婦人部長(48)が体験説法。借金を繰り返す母親を責めていたが、その死後、母親の思いに寄り添えていなかった姿勢をサンゲし、生んでくれたことに感謝できた体験を語った。また、交通事故に遭った長女の入院生活で、娘の思いを知り、親子の絆が強まった喜びを発表し、婦人部での精進を誓った。

講話の中で山中快之中京支教区長は、幸せを感じるには心の感度を高め、いつも仏に護(まも)られていると思えることが大事と強調。「そのためにも布施行に励み、徳を積んでいきましょう」と述べた。

桐生教会

昨年、立正佼成会桐生教会は発足60周年を迎え、『はばたこう! いのち輝く未来へ』をテーマに10月31日、教会道場で記念式典を開催した。

式典では、青柳カツヨ教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。

続いて、学生部員(12)、学生部員(13)、女性会員(65)が体験説法。この中で女性会員は、職場で苦手にしている人に対して、あいさつを続け、内省によって固定観念を捨てて触れ合うことで、相手の温かさに気づけた喜びを発表した。

録画映像による講話の中で酒井教雄元教団理事長は、庭野日敬開祖の生涯に触れ、全てを自分を高める仏の説法と有り難く受けとめ、菩薩道を歩めることが信仰の功徳と述べた。

式典の映像は今後、会員向けに教会道場で支部ごとに上映される。