「朔日参り(布薩の日)」式典で庭野会長が法話

庭野会長は会員に向け、「躾」の大切さを示し、一人ひとりの心を育てることが信仰者の役割と説いた

⽴正佼成会の「朔日(ついたち)参り(布薩=ふさつ=の日)」式典が11月1日、東京・杉並区の大聖堂で行われ、庭野日鑛会長が法話を述べた。その様子は、インターネットの動画共有サイトを使い全国の会員に向けてライブ配信された。

式典では、庭野光祥次代会長を導師に読経供養が行われた。次いで、庭野嘉照習学部次長(青年ネットワークグループ)が体験説法。自らの信仰の歩みや、青年部員との触れ合いを通し、人を信じて見守ることが相手の成長には大切であると学んだ経験を発表した。

この後、庭野会長が登壇し、法話を述べた。この中で庭野会長は、「躾(しつけ)」という字には「体を美しくする」「人間のあり方、生き方、動き方を美しくする」という意味があると説明。「どういう心で動いたか」が一つ一つの動作に表れると解説し、作法通りにすることで美しく見え、心も美しくなると強調した。これは道徳や宗教にも通じることであり、「躾」は自己を高め、人を育成していく上で大切と語った。

さらに、朝夕のご供養によって一日の生活を整えるといった信仰活動は「躾」そのものであり、信仰者には仏の教えを伝え、人間の心を育てる役があると明示。「生きていることが本当に有り難いと感謝ができ、人さまにもそのことをお伝えし、本当に喜んで頂ける、感謝のできる方々が多くなっていく—―人間として一番大事なことに、私たちは精進をさせて頂いているのです」と説いた。