キリスト教神学者のカブ博士が来会

環境問題に関する国際シンポジウム参加のため来日していた、キリスト教神学者のジョン・B・カブ・ジュニア博士(米国・クレアモント神学校名誉教授)が2月6日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、法輪閣で庭野日鑛会長と懇談した。本会国際アドバイザーのジーン・リーヴス博士が同席した。

カブ師は、新たな神の概念を定義する「プロセス哲学」と、そこから派生した「プロセス神学」の権威。環境倫理学者でもあり、対話と相互理解によって宗教間の壁、自然科学・社会科学間の壁を超え、社会問題の根本的な解決を目指すという理念を掲げる。平成14年に来日した際には、本会IBC(国際仏教教会)主催の式典で説教を行った。

席上、カブ師が庭野会長に、本会の注力する対外活動について質問。庭野会長は、本会が加盟する世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)の活動を挙げ、「開祖が創設に関わってきたものを、伝統的に受け継いでいきたい」と述べた。

また、カブ師は、禅哲学者の故・阿部正雄氏と共に進めていた対話集会に言及。プロセス神学と仏教の考え方の類似性を感じたとした上で、歴史的背景から複雑化したそれぞれの教義を、シンプルに捉え直していくことも大切と話した。