第41回庭野平和賞贈呈式 「平和と正義のためのサラーム研究所」創立者 モハメド・アブニマー博士(動画あり)

公益財団法人庭野平和財団による「第41回庭野平和賞」贈呈式が5月14日、東京・港区の国際文化会館で行われた。受賞者は、パレスチナ系アメリカ人のムスリム(イスラーム教徒)で、「平和と正義のためのサラーム研究所」創立者ならびに所長のモハメド・アブニマー博士(61)。イスラームは赦(ゆる)しと和解を説く宗教であるという理念のもと、世界の紛争地域で諸宗教間・民族間の対話による平和構築に取り組んできた。贈呈式では、宗教者や識者132人が見守る中、庭野日鑛名誉会長から賞状が手渡された。

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第41回庭野平和賞贈呈式 モハメド・アブニマー博士受賞記念講演 

5月14日に東京・港区の国際文化会館で行われた「第41回庭野平和賞」贈呈式(主催=公益財団法人庭野平和財団)の席上、受賞者のモハメド・アブニマー博士が記念講演を行った。要旨を紹介する。(文責在編集部)

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第41回庭野平和賞贈呈式 庭野日鑛名誉会長挨拶 

5月14日に東京・港区の国際文化会館で行われた「第41回庭野平和賞」贈呈式(主催=公益財団法人庭野平和財団)の席上、庭野日鑛名誉会長が挨拶に立った。要旨を紹介する。(文責在編集部)

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「第41回庭野平和賞」を受賞したモハメド・アブニマー博士らが本会を訪問(動画あり)

「第41回庭野平和賞」を受賞した「平和と正義のためのサラーム研究所」創立者で所長のモハメド・アブニマー博士と、夫人のイルハム・ナサール博士が5月15日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪問した。庭野平和賞委員会のフラミニア・ジョヴァネッリ委員長(NPO団体オ・ヴィヴェイロ・オンルス会長)、ムハンマド・シャフィーク氏(ナザレス大学諸宗教研究対話センター所長)、アルズー・アフメッド氏(ゲノミクス・イングランド倫理部門主査)、ムニブ・A・ユナン師(ヨルダン及び聖地福音ルーテル教会名誉監督)、ソンブーン・チュングプランプリー(ムー)師(仏教者国際連帯会議=INEB、タイ=事務局長)らが同行した。

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教皇が2025年の聖年を布告 1975年の聖年には本会も参加(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコは5月9日、バチカンのサンピエトロ大聖堂にある「聖年の扉」の前で、2025年に迫る定例聖年の開催を布告した。聖年のテーマは、『裏切られることのない希望』。「聖年の扉」は、25年ごとの定例聖年や、特定のテーマを掲げて開催される特別聖年の時に開かれる。

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「一食を捧げる運動」啓発――心をつなぐ思いを届ける

「一食(いちじき)を捧げる運動」(一食運動)のさらなる推進を図る「一食啓発月間」が、5月1日から実施されている。今年打ち出された「一食運動」の新たな「中期推進計画」(2024~26年)の核となるのが、子どもたちが主体的に一食実践に取り組む「いちじきキッズチャレンジ『ドリーム・ギフト』」だ。新たにスタートした活動の概要と、今年度の支援先であるウクライナの子どもたちの様子を紹介するとともに、新たに就任した本会一食平和基金運営委員会の齊藤佳佑委員長(教務部長)の談話を掲載する。

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大聖堂建立60周年特集 会員の感謝の声と法話でかみしめる

1964年5月15日、立正佼成会の庭野日敬開祖が願いを込め、全国のサンガ(教えの仲間)と共に約8年をかけて建設した本会の大聖堂(東京・杉並区)の落成式が執り行われた。本会会員の根本道場である大聖堂は今年、建立から60周年を迎えた。法華経の教相を具現したご本尊像「久遠実成大恩教主釈迦牟尼世尊」は今も、参拝する人に安らぎを与え、信仰者としての自覚と信念を呼び起こす。節目を祝う会員の感謝と誓願の声とともに、庭野開祖の法話を通して大聖堂建立の意義を改めてかみしめる。

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【早稲田大学社会科学総合学術院教授・山田満さん】投票が「平和な日常」をつくる

2012年に行われた第46回衆議院総選挙以降、国政選挙の投票率は60%未満の低水準で推移している。こうした状況はなぜ続くのか――。今回、選挙監視団の一員として開発途上国などに派遣された経験を持つ山田満教授(早稲田大学社会科学総合学術院)に、監視団の役割、派遣先の人々の選挙に懸ける思いを伺うとともに、政治への関心を高めるためのヒントを聞いた。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(86) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

政治的激変の兆候

4月28日、衆議院の3選挙区で補欠選挙が行われた。自民党の裏金問題が原因となって、唯一候補を立てることのできた島根1区で自民党が敗北し、3選挙区とも立憲民主党が全勝した。さらに、立憲民主党と野党首位を争っていた日本維新の会も、候補者を立てた東京15区と長崎3区の双方で敗北し、東京15区では小池百合子都知事が応援した乙武洋匡候補も惨敗した。日本維新の会と、小池都知事が作った都民ファーストの会は、日本におけるポピュリズムの代表的存在と目されている。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 4月の法話から

4月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

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