【速報】佼成学園アメフト部 クリスマスボウルで優勝
「第53回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会」の決勝戦(クリスマスボウル)が12月25日、兵庫・神戸市の王子スタジアムで行われ、佼成学園高校「ロータス」(関東代表)が大阪産業大学附属高校「ファイティングエンジェルス」(関西代表)を30対27で下し、2年ぶり5度目の全国優勝に輝いた。(後日詳報)
「『質素なクリスマスを』と呼びかけるキリスト教指導者」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
「質素なクリスマスを」と呼びかけるキリスト教指導者
今年も間もなくクリスマスを迎える。キリスト教徒にとっては、キリストの降誕を祝う喜ばしい日だが、戦地でクリスマスを迎える信徒たちは、砲撃、ミサイル、空爆の轟音(ごうおん)におびえ、飢餓に苦しみ、寒さに震えている。
おうちでハンドメイド 心のこもった“贈り物”を(動画あり)
新型コロナウイルス感染症が流行して3年が経った今も、マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保など対面でのコミュニケーションが制限され続けています。サンガ(教えの仲間)の喜びや悲しみを一緒に感じたい、離れて暮らす家族に感謝を伝えたい――。たとえ直接会えなくても、多くの人が、相手の心に寄り添い、絆を深めたいと願っているのではないでしょうか。そこで今回、大切な人に思いを伝える“お手伝い”ツールとして、100円ショップなどで購入できる材料を使って作るハーバリウム、スノードーム、ブックカバー(B6判、法華三部経・訓読=大=用)の作り方を紹介します。家族や友人、サンガに心のこもった贈り物をしてみてはいかがでしょう。
利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(69) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
政治的混乱
安倍晋三元首相の国葬が終わってからも、政治の混乱が続いている。政権の支持は続落し、相次いで三人の閣僚が辞任した。一人目の経済再生担当大臣はカルト的宗教との密接な関係が露呈した。二人目の法務大臣は、死刑という人の生死の与奪の権を握っているにもかかわらず、生命の重みに対する識見のなさが指弾された。三人目の総務大臣は、政治資金を所轄する責任者であるにもかかわらず、自らの政治資金問題が次々と露呈した。これらに見られるのは、政治的汚濁そのものだ。
忘れられた日本人――フィリピン残留日本人二世(5) 写真・文 猪俣典弘
「助けて」と言える社会は、「つながる力」のある社会
国民の約90%がキリスト教徒であるフィリピン
フィリピンでは国民の約9割がキリスト教徒のため、クリスマスを喜びに満ちた特別な日と受けとめます。イエス・キリストという大いなるプレゼントが世界にもたらされたことをみんなで祝い、喜びを分かち合う――この「分かち合い」の精神こそが、フィリピン社会の底力となっているのです。
菩薩行実践誓う「成道会」 釈尊が悟りを開いた意義をかみしめ精進を (動画あり)
仏教三大行事の一つで、釈尊が悟りを開いた意義をかみしめ、報恩感謝の心で菩薩行実践の決意を誓う立正佼成会の「成道会」が12月8日、大聖堂(東京・杉並区)で挙行された。杉並、中野の両教会と、説法者の所属する足立教会の会員らが、新型コロナウイルスの感染防止策を施して参集したほか、式典の様子はインターネットでライブ配信(会員限定)された。庭野日鑛会長が法話に立ち、仏と同じ智慧(ちえ)、徳相、慈悲を磨き出すために修行精進する尊さを説いた。
國富理事長 比叡山延暦寺と天台宗務庁を訪問
立正佼成会の國富敬二理事長は12月6日、滋賀・大津市の天台宗総本山・比叡山延暦寺と天台宗務庁を訪問した。年末のあいさつのためで、和田惠久巳総務部部長、中村憲一郎参務(京都教会長)が同行した。
「六花の会」代表世話人会 来年度の活動方針などを検討
仏教精神を生かした経営を目指す、立正佼成会会員有志のネットワーク「六花(りっか)の会」の代表世話人会(今年下半期)が12月10日、オンラインで開催された。各支教区や教会で行われている「仏教経営者塾」の世話人の代表者、教団役職者ら32人が参加した。
KAICIID創設10周年が祝われる(海外通信・バチカン支局)
「アブドッラー国王宗教・文化間対話のための国際センター」(KAICIID)は12月6日、事務局のあるポルトガルのリスボン(今年6月にオーストリアのウィーンから移転)で創設10周年を祝う式典を開催した。ポルトガルのマルセロ・レベロ・デ・ソウザ大統領、ジョアオ・ゴメス・クラビーニョ外相が出席。各国の市民社会、諸宗教、外交や政界の指導者らが参列した。
【国境なき医師団 手術室看護師・白川優子さん】紛争地の看護師として、いのちに寄り添い生きる希望へつなぐ
世界には、武力紛争や天災、迫害などで生命の危険にさらされながら、医療を受けられない人々がいる。危機に瀕(ひん)した人に独立・中立・公平な立場で緊急医療援助を届けているのが「国境なき医師団(Médecins Sans Frontières=MSF)」だ。同団の手術室看護師を長年務めてきた白川優子さんは、シリア、イエメンなどの紛争地を中心に10カ国で18回の海外派遣に参加。声なき声に寄り添い、命をつないできた。紛争地医療の現実、派遣先での交流、ウクライナ危機について聞いた。