おうちでハンドメイド 心のこもった“贈り物”を(動画あり)

新型コロナウイルス感染症が流行して3年が経った今も、マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保など対面でのコミュニケーションが制限され続けています。サンガ(教えの仲間)の喜びや悲しみを一緒に感じたい、離れて暮らす家族に感謝を伝えたい――。たとえ直接会えなくても、多くの人が、相手の心に寄り添い、絆を深めたいと願っているのではないでしょうか。そこで今回、大切な人に思いを伝える“お手伝い”ツールとして、100円ショップなどで購入できる材料を使って作るハーバリウム、スノードーム、ブックカバー(B6判、法華三部経・訓読=大=用)の作り方を紹介します。家族や友人、サンガに心のこもった贈り物をしてみてはいかがでしょう。

ハーバリウム

【材料/道具】
ふたが閉まるボトル、ハーバリウムオイル、造花やプリザーブドフラワーなどのお好きな花材、ピンセット、はさみ、アルコールなどの消毒材
 
【作り方】
①アルコールなどでボトルの中を消毒し、カビを予防するため水滴をきれいに拭き取ります
②ボトル内の配置や色の組み合わせを考えながら、花材を好きなサイズに切り、形を整えます
③ピンセットを使って花材を丁寧にボトルに入れます
④全ての花材を入れ終えたら、花材がつぶれないように注意し、ボトルを傾けてハーバリウムオイルをボトルの側面に沿わせるようにゆっくり流し入れます。この時、ハーバリウムオイルは夏場などの高温時に熱膨張で体積が増えるため、ボトルが満杯になる少し手前まで入れることが大切です
⑤ボトル内の気泡が収まるまでしばらく待ち、ふたを閉めて完成です
Point!
・生花は、カビの発生や腐敗が生じるため避けてください

※クリックして動画再生

スノードーム

【材料/道具】
スポンジ、ふた付きの瓶、ラメ、オブジェ、洗濯のり、精製水(水でも代用可)、はさみ、カッター、接着剤、割りばし、油性ペン
 
【作り方】
①瓶の口内径サイズにスポンジを切り、ふたの裏に接着剤で貼り付けて土台を作ります
②瓶の中に飾りたいオブジェを土台のスポンジに貼り付け、しっかりと乾かします
③瓶に、精製水と洗濯のりを7対3の割合で入れます
④ラメやスパンコールなど、雪に見立てる材料を瓶の中に入れ、かき混ぜます
⑤ふたと瓶の接続面に接着剤を塗って、ふたを閉めます。ふたが下にくるようにひっくり返したら完成です
Point!
・液体を瓶に入れる時に、後でオブジェ付きのふたを閉めるため、分量を考えて調整してください
・水よりも精製水の方が透明度があります
・接着剤は布に使用できるもの。発火する恐れがあります
・オブジェやスポンジが外れないように、たっぷりと接着剤を塗ります

※クリックして動画再生

ブックカバー

【材料/道具】
手芸などで使うフェルト生地、糸、針、はさみ、ペン、定規
 
【作り方】

※クリックして拡大

①フェルトを縦20センチ、横41センチの大きさ(写真・黄色い部分)に切り、左側の上下の角を三角形(縦1センチ、横5センチ)に切り落とします。また、折り込んだフェルトを留めるためのバンド用パーツ(縦20センチ、横1.5センチ)も切ります
②右から5センチ(同・赤線)のところを折り返し、上と下の部分を、好みの縫い方で仕上げます
③左から11センチ(同・緑色)の位置にバンド用パーツの中心を合わせ、縫い付けて完成です

Point!
・フェルトの縁全体にステッチをかけると、より一層きれいな仕上がりになります

※クリックして動画再生