学林生が日本仏教の母山で修行体験

立正佼成会学林の他教団練成が10月4日から6日まで行われ、学林本科57期生と海外修養科29期生5人が、比叡山延暦寺、八坂神社、法隆寺、東大寺を訪問した。同練成は、国内の宗教の聖地を訪れ、歴史や教えについて理解を深めるとともに、庭野日敬開祖の宗教協力の精神を学ぶことが目的。杉野恭一学林学長、佐原透修総務部次長(渉外グループ)が同行した。

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北海道支教区「高校生平和学習会」 いのちは等しく尊いものと自覚し

立正佼成会北海道支教区の「高校生平和学習会」が10月9日、オンラインで開催された。7教会の学生部員12人が参加した。

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オンラインで心休まるひとときを 市川教会青年婦人部「こう茶会」 会長法話を通し、研鑽に励む

立正佼成会市川教会の青年婦人部は、今年2月から毎月「こう茶会」を実施している。部員らがオンラインで集い、機関誌「佼成」の庭野日鑛会長の法話を読んでその内容を研さんするもの。緊張を和らげて心の内を話せるように、各自が好きな飲み物を用意するのが約束だ。このほかにも、画面に顔を表示するかしないかは自由、発言は任意など、安心してリラックスできる時間を過ごせるよう工夫を凝らしている。

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核兵器の脅威を歴史から学べ――教皇(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコは10月9日、バチカン広場で、海外の移民や病者、貧困者のために生涯を捧げたジョバン・バッティスタ・スカラブリーニ司教(イタリア人、1839~1905)と、アルテミデ・ザッティ修道士(イタリア人、サレジオ会の修道士)の列聖式を挙行した。

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「死にたい」気持ちと闘っている人の、心の叫びに耳を傾けてください 認定NPO法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター理事・村明子氏

私は長年、電話相談員として、「死にたい」という思い(希死念慮)を抱えて苦しむ方々の声を聴いてきました。相談の際、大事にしているの“ビフレンド(友達になる)”という意識です。悩みを打ち明ける方の傍らで、友達のように「そうなんだね」と気持ちを聴き、時には耳の痛いことを言い、ユーモアを交えながら、正直に関わるよう心がけています。

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共生へ――現代に伝える神道のこころ(20) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)

豊かな実りをもたらす神助に感謝 神々と酒との縁に思いを馳せる

水田と里山に囲まれた田園風景が広がる新潟県長岡市の越路地区には、“米どころ新潟”を代表する日本酒「久保田」を醸造する朝日酒造がある。同酒造の仕込み水は、隣接する朝日神社の二の鳥居脇の湧き水「宝水」に連なる地下水脈を使用している。この「宝水」は、県内の醸造元で用いられる仕込み水の中でもとりわけ硬度が低い軟水だ。硬度の低い水は穏やかな発酵を促すため、淡麗かつ辛口の酒に向いており、まさに国内有数の吟醸酒造りに適した宝の水と言えよう。

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バチカンから見た世界(128) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

世界の諸宗教者が対処すべき4課題――教皇

9月14日、カザフスタンを訪問していたローマ教皇フランシスコは、首都のアスタナ(旧ヌルスルタン)で開かれた「世界伝統宗教指導者会議」の開会式に出席した。

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えっ、これも仏教語!?(67) 【どうどうめぐり】堂々巡り

祈願や礼拝のために、仏像や仏堂の周りを巡ることを言います。

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台風15号による線状降水帯の影響で会員宅、教会道場で浸水被害 本会静岡支教区の各教会で安否確認

9月23、24の両日、台風15号の影響で東日本の太平洋側を中心に大雨が続き、静岡県や愛知県で道路の冠水などの被害が出た。特に、静岡県では、発生した線状降水帯により、総降水量が400ミリを超えた地域もあり、各地で河川の越水による家屋の浸水や土砂崩れなどの被害が多発した。被災地域を包括する立正佼成会静岡支教区では、被害状況の把握や会員の安否確認が行われている。

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パキスタンの大雨洪水被災者に緊急支援 本会一食平和基金が300万円拠出

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、大雨による大規模洪水に見舞われたパキスタンの被害に対し、300万円の緊急支援を決定した。

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